滑らかなカーブを描くコの字ガラスを使った小型なPCケースが登場:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
左右前面を1枚の強化ガラスで覆うJONSBOのmicroATXケース「TK-1 White」が登場し、展示機の見栄えに注目が集まっている。また、今週も1万円で買える多彩なストレージが見つかる。
今週、JONSBO SHENZHEN TECHNOLOGYのmicroATXケース「TK-1 White」が売り出された。オリオスペックの価格は2万7800円(税込み、以下同様)だ。25日夕方の取材時点で、既に品薄となっていた。
立体的にパーツをめでられる「TK-1 White」が店頭に
TK-1 Whiteは、マザーボードと相対する側を正面に据えたショーケース風のデザインを採用している。フロントから左右にかけて滑らかなカーブを描いて90度に曲げた強化ガラスを採用し、正面から左右方向にかけてさえぎるフレームや継ぎ目などが一切見えないのが特徴だ。
本体サイズは約299(幅)×310(奥行き)×345(高さ)mmと、比較的コンパクトだ。天面に240mmラジエーター、底部に2連の120mmファンを固定できる仕様で、280mm長までのグラフィックスカードや高さ165mm以下のCPUクーラーを組み込める。電源ユニットやストレージは背面に配置する。
同店は「組み込んだパーツを立体的にめでられるということで、なかなかの反響がありますね。素敵な作例を展示してもらえたので、組み込みたいという人がさらに増えそうです」と話していた。現在は品薄ながら、再入荷の予定もあるという。今回はホワイトモデルのみだったが、いずれブラックモデルも入荷する見込みだ。
なお、同店には他にもユニークな自作例が展示されている。「ASRockのDeskMeetを水冷化した作品などちょっと難易度の高いものもあるので、面白がってもらえたらと思います」とプッシュしていた。
続いて、週末特価のストレージをチェックした。
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