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18.5型のビッグサイズでデスクトップ用スタンドも付属! VGA接続にも対応したアイティプロテックのモバイルディスプレイ「LCD18HCR-IPS」を試して分かったことモバイルディスプレイの道(2/5 ページ)

一般的にモバイルディスプレイは15.6型がスタンダードだが、アイティプロテックの「LCD18HCR-IPS」は18.5型とビックサイズのモデルだ。圧倒的な内容の付属品を含めて、気になる使い勝手をチェックした。

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モバイルディスプレイとしては多彩な接続方式をサポート

 接続はUSB Type-CとHDMIに加えて、旧来のVGA(アナログRGB/D-Sub 15ピン)にも対応している。市販のVGAケーブルをそのまま使うのではなく、本製品に付属するmicroBコネクター仕様のVGAケーブルを用いる仕組みだ。レガシーなデバイスで使えるディスプレイを探しているユーザーにとっては注目の製品だろう。

 なおスピーカーは内蔵(2W×2)しているが、イヤフォンジャックは非搭載だ。

 重量は公称値で約1060g、実測だと1036gだった。1kg超えというのはかなりのヘビー級ではあるが、18.5型という画面サイズの大きさを考慮すると、むしろこの重量に収まっているのは軽量な部類といえるのかもしれない。ただし重量以前に、そもそものサイズが大きいことから、持ち歩こうとしても、普段使いのバッグに入らない可能性があるのは要注意だ。

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ポート類とボタンは全て左側面に集中しており、右側面には何もない

ポートは2基のUSB Type-Cに加えてHDMI、さらにVGA接続のためのmicroBポートが付属する

同じ面にはOSDメニュー操作用の3つのボタンがある

重量は実測で1036gだった

付属のカバー込みだと実測1582gとなる

 付属品はUSB Type-CケーブルとHDMIケーブル、前述のmicroB→VGAケーブルに加えて、USB Type-C仕様のACアダプター、さらにHDMIをminiHDMIに変換するアダプターもセットになっている。これに加えてスタンドが2種類付属するわけで、市販のモバイルディスプレイの中では付属品はかなり充実した部類に入る。


USB Type-CケーブルとHDMIケーブル、microB→VGAケーブルに加えて、HDMI→miniHDMIに変換するアダプター、USBタイプのACアダプターが付属している。この他、ネジ類一式もセットになる

VGAケーブルは、本体のmicroBポートに接続して使用する

HDMI→miniHDMI変換アダプターが付属しているのは親切だ

ACアダプターはUSB Type-Cポートに接続して使用する

 次に、ノートPCと接続して使って見よう。

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