「Fire HD 10」第13世代モデルが新登場! 新たに対応したスタイラスペンによる手書きの実用性は?(2/5 ページ)
Amazonのお手軽タブレット「Fire HD 10」に第13世代となる新モデルが登場した。新対応となるスタイラスペンは実用に耐えうるのか、実機を使って試してみた。
スタイラスペンはUSI 2.0対応 ペアリングなしですぐ使える
本製品向けとして用意されているスタイラスペンは、Fire Max 11のオプションとして用意されているものと同一で、「Made for Amazon」認定を取得している。4096段階の筆圧検知やパームリジェクションに対応し、45度までの傾きを検知する機能も備える。
ペン後部を回して開け、単六形乾電池を挿入すれば、本体とのペアリングなどは不要ですぐに利用可能になる。ペアリング不要であることからも分かるように、Fire Max 11を含む他のモデルとも共用でき、交互に使うことも可能だ。
また今回は具体的な検証は行っていないが、USI 2.0(Universal Stylus Initiative 2.0)の認証を取得しているため、他のUSI 2.0デバイスでも利用可能と考えられる。なお本製品の従来モデルにあたる第11世代Fire HD 10およびFire HD 10 Plusには非対応だ。
ペン先は、画面に密着させなくても、軽く浮いた状態で認識される。設定画面にある「ホバー」をオンにすれば、ペン先を画面に近づけると、丸いポインタが出現するようになる。タップ位置を正確に把握したい場合は、オンにしておくとよいだろう。同じ設定画面からは、他にペン先の太さや色などの指定も行える。
ちなみに本製品は、先端部分にボタンが1つ搭載されているが、これにはペンジェスチャーで削除を行う時にタップと組み合わせて使うなど、機能が固定されている。またアプリによっては独自の機能が割り当てられている場合もある。これについては後述する。
それでは、ペンを使って手書き入力をしてみよう。
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