「Fire HD 10」第13世代モデルが新登場! 新たに対応したスタイラスペンによる手書きの実用性は?(1/5 ページ)
Amazonのお手軽タブレット「Fire HD 10」に第13世代となる新モデルが登場した。新対応となるスタイラスペンは実用に耐えうるのか、実機を使って試してみた。
Amazonから新たに登場した第13世代の「Fire HD 10」は、2021年に発売された第11世代モデルと比較して約30gの軽量化を成し遂げて、新たにスタイラスペンに対応したことが特徴のニューフェイスだ。
今回はスタイラスペンによる手書き入力を中心とした使い勝手を、2023年夏に発売された上位モデル「Fire Max 11」と比較しつつ見ていこう。
ちなみに、新型Fire HD 10の価格は64GBモデルが2万3980円、32GBモデルが1万9980円で、上位モデルとなるFire Max 11の3万9980円(128GB)/3万4980円(64GB)からグッと下がる(税込み、以下同様)。
外観はほぼ変更なし、新たにスタイラスペンに対応
10.1型のFire HD 10は、かつてはFireシリーズの中で最も大画面のモデルと位置づけられていたが、2023年夏に11型の「Fire Max 11」が登場したことで、現在はそれより1つ下の、ミドルクラスという位置づけになっている。
今回の製品も、約30gの軽量化という大きな特徴こそあるものの、外見は従来モデルとほぼ同じ、スペック面でも順当な進化にとどまっており、Fireタブレット全体の序列を崩さない範囲でのスペックアップにとどめた印象が強い。
こういったことから、見た目も含めてマイナーチェンジモデルのように見えるが、実は従来はなかった特徴が1つ追加されている。それはスタイラスペンによる手書き入力の対応だ。これはFire Max 11で初めてサポートされた機能で、10.1型である本製品にも今回フィードバックされた形になる。
続いて、ペン回りをチェックしよう。
関連記事
- 新型「Fire HD 10」の専用キーボードはどこまで使える? 人気のChromebook「IdeaPad Duet」と比べてみた
Amazonの10.1型タブレット「Fire HD 10」と「Fire HD 10 Plus」用に、専用のBluetoothキーボードが用意された。このキーボード自体の使い心地と、似たタイプのレノボ製Chromebookとの比較を行った。 - Amazonの新型タブレット「Fire Max 11」に専用キーボードを取り付けてノートPCスタイルで使ってみた
Amazonから発売されたFire タブレットの新モデル「Fire Max 11」。別売で用意されている専用キーボードとスタイラスペンを使い、ノートPCのように使えるのかを試してみた。 - メモリ倍増の新型タブレット「Fire HD 10 Plus」を画面付きスマートスピーカーとして使ってみた
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。新型の「Fire HD 10」をShowモードで使ってみた。 - 新型「Fire HD 10」の専用キーボードはどこまで使える? 人気のChromebook「IdeaPad Duet」と比べてみた
Amazonの10.1型タブレット「Fire HD 10」と「Fire HD 10 Plus」用に、専用のBluetoothキーボードが用意された。このキーボード自体の使い心地と、似たタイプのレノボ製Chromebookとの比較を行った。 - Amazon、「Fire HD 10」に小学生向けの“キッズプロ”モデルを追加
Amazonは、同社製タブレット端末「Fire HD 10」最新モデルをベースとした「Fire HD 10 キッズモデル」「Fire HD 10 キッズプロ」を発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.