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「Fire HD 10」第13世代モデルが新登場! 新たに対応したスタイラスペンによる手書きの実用性は?(3/5 ページ)

Amazonのお手軽タブレット「Fire HD 10」に第13世代となる新モデルが登場した。新対応となるスタイラスペンは実用に耐えうるのか、実機を使って試してみた。

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スタイラスペンで文字を書くとテキストデータに自動変換

 実際の使い方を見ていこう。まず1つは手書き文字の入力だ。通常、Fireの画面上でテキストを入力する時はソフトウェアキーボードから行うが、スタイラスペンがあれば、手書きが可能になる。

 ここでは試しに検索フォームへの単語の入力を試してみよう。検索フォームをタップして選択状態にすると、画面の下に「ここに文字を書いてください」と書かれた手書きパレットが表示されるので、そちらに手書き文字を書き込む。入力が途切れたタイミングでテキストへの変換が自動実行され、検索フォーム上にテキストが表示される。

 ちなみに検索フォームの上にダイレクトに書き込めるが、背景色のせいで文字が見づらくなる場合もしばしばなので、基本的には下部の手書きパレットに書き込んだ方がよいだろう。その方が修正も容易だし、作法を統一しておけば他のアプリで使う場合も戸惑いが少ない。

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ここでは検索フォームへのテキスト入力を試してみる。まずは検索フォームをタップして選択状態にする

画面下部に手書きパレットが表示される

文字を手書きする。カナはもちろん、漢字やアルファベットでも構わない

テキストへと変換され、検索フォームに入力された

ちなみに手書きパレットを使わずダイレクトに画面上に書くこともできる

 この手書きパレットは、検索フォームへの入力時に限らず、Microsoft 365など一般的なアプリで手書き文字を入力する場合にも表示される。マスの中に1文字ずつ書いたり、ガイド線にそろえて書いたりといった制限はなく、使い勝手はよい。

 文字は、アルファベットはもちろんのこと、日本語のカナや漢字についても問題なく変換される。間違った文字は、画面下のBackSpaceキーを押して変換してもよいし、スタートガイドでも紹介されているように、上から横線を引いて取り消しても構わない。


こちらはMicrosoft 365のメモ機能。同じく手書きパレットが表示されるので文字を書き込む

不要な文字列は横線を引くことで削除できる

削除完了。ソフトキーボードからタップ操作で削除するよりも直感的だ

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