ソニーがXR HMD込みの没入型空間コンテンツ制作システムを開発/OpenAIが組織や企業向けの新有料プラン「ChatGPT Team」を提供開始:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月7日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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ソニーがXR HMD込みの没入型空間コンテンツ制作システムを開発
ソニーは1月9日、XRヘッドマウントディスプレイ(HMD)とコントローラーのハードウェアを含む、没入型空間コンテンツ制作システムの開発を発表した。年内の発売を予定しており、詳細な発売日や地域/価格/販路/仕様/ソフトウェアの対応状況などは今後ソニーおよび各パートナーから発表するという。
プラットフォームにはSnapdragon XR2+ Gen 2を採用している。片眼4KでDCI-P3の色域を最大96%カバーする1.3型OLEDマイクロディスプレイを搭載し、合計6基のカメラとセンサーによるビデオシースルーおよび空間認識機能も備える。
さらにリング型のコントローラーの他、ポインティングコントローラーも付属する。利き手でポインティングコントローラーを持ち、反対の手の指にリング型コントローラーを装着することで、HMDを装着したまま左右のコントローラーに加えてキーボードも操作できる。
今後、エンタテインメント領域や工業デザインを含む、さまざまな3D制作ソフトウェアへの対応を予定しており、第一弾として独Siemensのオープンデジタルビジネスプラットフォーム「Siemens Xcelerator」のソフトウェアを使用した、没入型のデザイン体験とエンジニア間のコラボレーションを実現するための新しいソリューションを導入するとしている。
OpenAIが組織や企業向けの有料プラン「ChatGPT Team」を提供開始
米OpenAIは1月10日(現地時間)、生成AIサービス「ChatGPT」に組織や企業向けの新プラン「ChatGPT Team」を追加した。価格は1ユーザーごとに月額30ドル、年払いの場合は月額25ドルだ。
組織や企業向けには、既にChatGPT Enterpriseが提供されているが、ChatGPT Teamは機能を絞って低価格に設定されている。基本的には、一般ユーザー向けの有料プラン「ChatGPT Plus」に、組織で利用するための機能を追加したプランだ。
GPT-4やDALL・E3はメッセージ上限が引き上げられている他、ChatGPT Enterprise同様にデータを学習に利用されることもないという。また、チーム管理のための管理コンソールやワークスペースが提供される。
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