ソニーがXR HMD込みの没入型空間コンテンツ制作システムを開発/OpenAIが組織や企業向けの新有料プラン「ChatGPT Team」を提供開始:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月7日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Microsoftが月例のセキュリティ更新プログラムを公開
米Microsoftは1月9日(現地時間)、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、1月度のセキュリティ更新プログラムをリリースした。
Windows 11 23H2/22H2向けは「KB5034123」、Windows 11 21H2向けは「KB5034121」、Windows 10 22H2/21H2向けは「KB5034122」、Windows 10 1809向けは「KB5034127」となる。
この更新プログラムでは、CVE番号ベースで48件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応している。このうち、深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の2件だ。
- CVE-2024-20700:Windows Hyper-Vのリモートでコードが実行される脆弱性
- CVE-2024-20674:Windows Kerberosのセキュリティ機能のバイパスの脆弱性
今月は実際に攻撃された事例は報告されていないというが、早めにアップデートをするに越したことはないだろう。
この他、Windows 11 22H2/23H2では、ロック画面に天気情報を表示する機能が追加されている。今後数週間で展開されるとのことだ。
PhisonがDRAMキャッシュレスのPCIe 5.0対応コントローラーを発表
台湾PhisonはCES 2024において、世界初となるDRAMレスのPCIe 5.0対応コントローラー「PS5031-E31T」を発表した。
7nmプロセスで製造され、PCIe 5.0×4に最適化されたE31Tは、最大で10.8GB/秒の転送速度と8TBの最大容量を実現できる。また、DRAMレスにすることで、低コスト化を実現し、消費電力も最大15%削減されているという。
Phison米国法人マイケル・ウー氏(社長兼ゼネラルマネージャー)は「PCIe Gen 5の次の戦場は、主流のデスクトップおよびノートブックであり、新しいE31T 4チャネルDRAMレスコントローラーは、追加のヒートシンクや冷却要件なしで毎秒10GBのパフォーマンスで市場に革命を起こすだろう」と述べている。
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