レビュー

NES風レトロルックな「AYANEO Retro Mini PC AM02」を分解──メモリとSSDを換装してみた(4/4 ページ)

「Nintendo Entertainment System」をトリビューとしたデザインの「AYANEO Retoro Mini PC AM02」。ミニサイズではあるがデスクトップPCとしてかんたんに内部アクセスできるとのことでPC USER編集長の手を借りてメモリーやSSDの換装を敢行した。

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キーボードとモバイルディスプレイを接続してセットアップ

 セットアップ方法は通常のWindowsデスクトップPCと全く同じだ。AM02本体にキーボードとモバイルディスプレイを接続し、電源を入れて作業するだけだ。

 本格稼働前のセットアップは、写真のような最小構成環境で実行した。


セットアップには写真左から時計回りにAM02本体、「DomyFan」「LIFEBOOK UH Keyboard」を使った

 前面のフタを閉じた状態でセットアップの様子を撮影したかったので、AM02の背面にあるHDMI出力端子を使おうとしたのだが、DomyFanのミニHDMI入力端子が壊れているようで反応しなかったため、実際には下の写真のように泣く泣く前面にあるUSB4端子を利用した。

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前面のフタを開けてUSB4端子を利用。カッコよさ半減である

 以前、同じく「AYANEO REMAKE」構想の製品「AYANEO Retro Mini PC AM01」をレビューした際には、日付と時刻の設定で「今すぐ同期」ボタンをクリックしないと使用場所(日本)の日時を表示しなかったのだが、AM02では、Windowsセットアップ完了と同時に本体天面にあるディスプレイが正しい日時を表示した。


本体天面には、タッチ操作可能な4型の液晶ディスプレイがあり、AM02のパフォーマンスや日時などを表示できる。Windowsセットアップを終えた時点で、特に何もせずとも現地時刻を表示した

 後はハードウェアキーボードのレイアウトを日本語109配列にし、(ここからは個人的な好みだが)プリインストールされているMicrosoft Edgeを使ってChromeをインストール。Chrome上でGoogle日本語入力をダウンロード、インストールしたら、かな入力をONにして基本的なセットアップは完了だ。


デフォルトではUS配列になってしまっているので、日本語109配列にキーボードレイアウトを変更する

Microsoft EdgeでChromeをダウンロードする。Microsoft EdgeでもGoogleアカウントをひもづければChrome同様のことができるのだが、これはサガというものか

続けてGoogle日本語入力をダウンロード

Google日本語入力のインストールが終わったら、すかさずかな入力をONにする。これで執筆環境は整った

 執筆環境が整ったので、次回は実際に使ってみた様子を紹介したい。

※評価機は技適未取得機器でしたが、実験棟の特例制度の開設届出は提出、受付を完了した上で操作しています。

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