生成AI関連企業が児童の性的危害の作成と拡散を防ぐ取り組みを発表/Google ChromeのサードパーティーCookie廃止を延期に:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月21日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Windows 10/11の4月度非セキュリティプレビュー更新プログラムが公開
Microsoftは4月23日(現地時間)、Windows 10/11向けに2024年4月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 11 23H2/22H2向けが「KB5036980」、Windows 10 22H2向けが「KB5036979」となる。
Windows11向けの更新プログラムでは、以下のような機能が追加されている。
- 「スタート」メニューのおすすめセクションに、一部のMicrosoft Storeアプリを表示。「設定」→「個人用設定」→「スタート」からオフにできる
- 頻繁に利用するアプリを「スタート」メニューのおすすめセクションに表示するようになる。スタートメニューまたはタスクバーにピン留めされていないアプリが対象
- タスクバーのウィジェットアイコンを改善
- ロック画面のウィジェットを改善
なお、非セキュリティプレビュー更新プログラムは、月例のセキュリティ更新プログラムに先駆けて変更内容をプレビューする目的のものだ。適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされない。アップデートしなかった場合、基本的には翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。
「Slack AI」がデスクトップアプリでも利用可能に
Salesforceは4月23日(日本時間)、ビジネスチャットツール「Slack」のWindows版およびmacOS版の最新版となるバージョン4.38.115をリリースした。これによって生成AIツール「Slack AI」が利用可能になった。
2月に発表されたSlack AIは、当初はEnterpriseプランの有料アドオンとして米国と英国でのみ提供されていたが、4月18日(現地時間)に全ての有料プランで利用可能となり、日本語にも対応した。
日本ではプロプラン、ビジネスプランの有料アドオンとして、月額1200円で利用できる。ユーザーがアクセス可能なチャンネルやスレッドを要約したり、フォローしたいチャンネルの要約を毎朝ダイジェスト配信したり、Slack内の検索を会話形式で行ったりという機能が提供されている。
Slackの社内分析によると、Slack AIを活用している顧客は、既に1ユーザーあたり毎週平均97分の業務時間を短縮しているとのことだ。
なお、Windows版ではSlack AIのサポートの他、「Alt+`」を押したときにアプリメニューが開いてしまうという不具合が解消されている。
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