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電子黒板からカラー電子ペーパーまで、次の教育ICTには何が採用される? 最先端が分かる「EDIX 東京 2024」で各社のブースを見てきた(2/7 ページ)
EDIX 東京 2024は教育関連のICTに直接触れられる貴重な展示会だ。注目の展示を記事で紹介する。
BenQは電子黒板やレーザープロジェクターを出展
電子黒板や液晶ディスプレイ、プロジェクターなどを手掛けるBenQは、電子黒板の新製品2シリーズとレーザープロジェクターを出展していた。
電子黒板「RM04シリーズ」は、Google EDLA認証済みで、Google Playストアのアプリを利用できる。画面サイズは65型と75型の2モデルが用意されており、解像度は全て4Kだ。
電子黒板「RP04シリーズ」は、RM04シリーズの上位に位置付けられる製品で、RM04シリーズの機能に加えてサブウーファーや空気品質センサー、マイナスイオン発生器も搭載する。
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サイズは65型/75型/85型の3モデルが用意されていた。BenQの電子黒板は海外の大学などでも広く採用されており、日本では特にインターナショナルスクールでの採用が増えているとのこと。
光源にレーザーを利用したレーザープロジェクターの新製品「LW650」も展示されていた。LW650は、フットプリントがA4サイズで、重量は約2.9kgとコンパクトで軽量だが、4000ANSIルーメンの高輝度を実現している。さらに従来比で70%もの省エネも実現していることが魅力だ。
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