スマートリング「Amazfit Helio Ring」が今秋登場 “求めやすい価格”で健康維持を促進!:今どき! 買いどき! デジモノ道案内!(3/4 ページ)
Amazfitブランドのスマートウォッチを展開する中国Zepp Healthが、新機軸となるスマートリング「Amazfit Helio Ring」を発表した。国内での発売予定は2024年秋で、健康維持にフォーカスしたアイテムだ。
AIを活用した「Zepp Flow」と「Zepp Aura」
回復のために睡眠の質が重要だということは分かるが、より高い質の睡眠を取るにはどうすればいいのかアドバイスが欲しい場合もある。そのような際に活用できるのが、AIと独自の特許技術を注入したサブスクリプションサービス「Zepp Aura」だ。
ユーザーの睡眠履歴に基づいたガイダンスや提案を行う「AI睡眠アシスタント」、睡眠を妨げるリスクの評価を行う「睡眠健康レポート」、1週間の睡眠の規則性などを閲覧できる「週間睡眠サマリ」、睡眠またはリラックスに導く音を作成して流す「AI睡眠補助メロディ」機能がある。
プレミアム会員には、AIチャットボット機能が提供され、自分だけの「睡眠コーチ」を手に入れられる。
Amazfit Active Edge以外のAmazfitスマートウォッチユーザーであれば、「Zepp Flow」を利用できる。Zepp Flowは、OpenAIの最新AIモデルの「GPT-4o」を統合したAI音声サービスで、起動して話しかけるだけでAmazfitのスマートウォッチを操作可能だ。
例えば、現状は「8時にアラームで起こして」という操作をするには、複数のタップ操作と20~25秒ほどの時間がかかるが、Zepp Flowを使えば1回長押しをして「8時に起こして」と言うだけなので10~15秒ほどで操作が完了する。なお、「8時に起こして」という発話時間に対して所要時間が長いのは、Zepp Flowが聞き取って設定を完了するのにかかる時間を含めているからだ。
Zepp FlowはLLM(大規模言語モデル)を活用しているため、バージョンアップが速い。体験では、筆者の「今日はどれだけ歩きましたか?」という問いに対して「2493歩です」と声で返ってきたのだが、向かいに座っていた伊藤氏が「昨日まではテキスト表示だけだったのに、もうテキスト読み上げに対応している!」と驚いていた。
また、音声会話の翻訳機能もこの日に追加されていた。
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