レビュー
Ryzen AI 9 HX 370の採用はダテではない! エレガントで洗練された「ZenBook S 16 UM5606WA」を試して分かったこと(3/6 ページ)
ASUS JAPANから、ついにAMDの最新CPU「Ryzen AI 9 HX 370」搭載ノートPC「ZenBook S 16 UM5606WA」が発売される。実機を試して分かったこととは?
78Whの大容量バッテリーを搭載 ACアダプターも超小型
バッテリーは78Whと大容量を内蔵している。公称のバッテリー駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0で動画再生時が約10.7時間、アイドル時が約15時間となっている。
付属のACアダプターが非常に小型軽量なのも特徴だ。USB Power Delivery(PD)対応で最大出力は65Wだが、65W仕様とは思えない小ささで、本体のみの実測重量はわずか101g(USB Type-Cケーブル込みで177g)という軽さだ。
きれいな3K有機ELディスプレイを備え6スピーカーを内蔵
本機は16型の有機ELディスプレイを搭載する。画面解像度は2880×1800ピクセル(アスペクト比16:10)で、リフレッシュレートは最大120Hz、VESAのDisplayHDR 500 True Black 500に準拠している。有機ELディスプレイならではの黒の締まった鮮やかな映像、階調表現を楽しめる一方、表面は光沢仕上げのため照明などの映り込みは気になる。
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スピーカーは1W×4、0.8W×2の6スピーカー構成で、音質も良好だ。Dolby Atmosにも対応しており、コンテンツに応じた上質なサラウンドサウンドが楽しめる。
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