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3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は遊びも仕事もこなせる“小さな巨人”だ(2/4 ページ)

One-Netbookの3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は8.8型ディスプレイ、AMD Ryzen 7 8840Uを搭載したポータブルゲーミングPCだ。外せるコントローラーやカバーキーボードなどアクセサリーも豊富。その実力を試してみた。

「OneXConsole」でコントローラーがより便利に

 One-NetBook TechnologyのポータブルゲーミングPCには「OneXConsole」という管理ソフトがプリインストールされている。OneXConsoleでは、SteamやEpic Games、Xbox Gaming Passなどで購入したゲームタイトルを、プラットフォームを気にせず並べておいてランチャーとして利用できる。

 また、コントローラーの各ボタンのカスタマイズも行える。例えば、トリガーボタンの感度やデッドゾーンの設定、ABXYキーの入れ替え、あらかじめ作成しておいたマクロの割り当てなどだ。


管理ソフト「OneXConsole」画面

 OneXConsoleは常駐ソフトで、「Turbo」ボタンの短押しでCPUのTDP設定やファンの回転数、バイブレーション、RGBライトエフェクト、ディスプレイ解像度などを設定する簡易画面を呼び出せる。先述したゲームタイトルのランチャー機能やボタンのカスタマイズを行うには、Turboボタンを長押しする。

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OneXConsoleを呼び出すTurboボタン

呼び出したOneXConsoleのクイック画面。ゲームプレイ中でも設定変更できるので、ボディーが高温になったときや、より処理能力が必要なときなどに重宝する

 OneXConsoleが常駐していれば、コントローラーにある「キーボードボタン」を長押しすることにより、コントローラーをマウスとして使えるようになる。左のジョイスティックでマウスカーソルを動かし、「A」ボタンでクリック、右のジョイスティックでスクロールといった具合だ。


右のコントローラーにある「キーボードボタン」

 なお、キーボードボタンを短押しすれば、ソフトウェアキーボードが表示される。パスワードを入力する際などに便利なので覚えておきたい。


OneXConsoleに付随するソフトウェアキーボード。キーボードのサイズは5段階で変更可能だ

こちらはWindows標準のタッチキーボード

アクセシビリティーからWindows標準のスクリーンキーボードを表示させることもできるので使い分けよう

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