3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は遊びも仕事もこなせる“小さな巨人”だ(3/4 ページ)
One-Netbookの3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は8.8型ディスプレイ、AMD Ryzen 7 8840Uを搭載したポータブルゲーミングPCだ。外せるコントローラーやカバーキーボードなどアクセサリーも豊富。その実力を試してみた。
“本当に”仕事に使えるかどうかをチェック
ここからは、“本当に”仕事に使えるかどうかをチェックしていこう。
まず筆者なりに行ったのは、専用カバーキーボードでは入力スピードが落ちるため、快適にキー入力が行える外付けキーボードを用意した。8.8型と小さいながらも、2560×1600ピクセルと高い解像度を備えているので表示できる情報量は多いのだが、普段からトリプルディスプレイ環境で仕事をしているので、サブディスプレイも追加した。
X1 miniにサブディスプレイやキーボードを接続した仕事環境(の再現)。8.8型とサイズは小さいものの2560×1600ピクセルと高い解像度なので、場合によってはサブディスプレイがなくてもなんとかなりそうだと感じた
Googleドキュメントを使って文字を入力してみたところ、さすがにハイスペックなだけあり、遅延するなどということはなかった。
では、画像の編集ではどうだろうか。複数枚の写真を同時に扱う際に、処理が遅くなるようなことがあるだろうか。無料の画像編集ソフト「Photoscape X」を利用し、複数枚の写真を1枚に並べて合成する「連結」機能で試してみた。
利用した写真は、Galaxy Note10+で撮影した1枚2MB以上あるもので、長辺は4000ピクセルを超える。これを12枚、ブロック状に並べて連結したところ、長辺が1万6128ピクセル、サイズが39.6MBの画像が生成された。縮小などをせず、そのままテキストを乗せてみたが、それでもCPU利用率は1%、メモリでは31%とまだまだ余裕があるようだった。
実際の作業では写真を12枚も合成することはないし、テキストを乗せるなどする際には長辺を2000ピクセル以下にしてから行うので、出先で画像編集しなければならなくなったとしても全く問題ないことが分かった。
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