3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は遊びも仕事もこなせる“小さな巨人”だ(2/4 ページ)
One-Netbookの3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は8.8型ディスプレイ、AMD Ryzen 7 8840Uを搭載したポータブルゲーミングPCだ。外せるコントローラーやカバーキーボードなどアクセサリーも豊富。その実力を試してみた。
「OneXConsole」でコントローラーがより便利に
One-NetBook TechnologyのポータブルゲーミングPCには「OneXConsole」という管理ソフトがプリインストールされている。OneXConsoleでは、SteamやEpic Games、Xbox Gaming Passなどで購入したゲームタイトルを、プラットフォームを気にせず並べておいてランチャーとして利用できる。
また、コントローラーの各ボタンのカスタマイズも行える。例えば、トリガーボタンの感度やデッドゾーンの設定、ABXYキーの入れ替え、あらかじめ作成しておいたマクロの割り当てなどだ。
OneXConsoleは常駐ソフトで、「Turbo」ボタンの短押しでCPUのTDP設定やファンの回転数、バイブレーション、RGBライトエフェクト、ディスプレイ解像度などを設定する簡易画面を呼び出せる。先述したゲームタイトルのランチャー機能やボタンのカスタマイズを行うには、Turboボタンを長押しする。
OneXConsoleが常駐していれば、コントローラーにある「キーボードボタン」を長押しすることにより、コントローラーをマウスとして使えるようになる。左のジョイスティックでマウスカーソルを動かし、「A」ボタンでクリック、右のジョイスティックでスクロールといった具合だ。
なお、キーボードボタンを短押しすれば、ソフトウェアキーボードが表示される。パスワードを入力する際などに便利なので覚えておきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「UMPCが低スペックという概念を覆したい」──テックワンが3in1PC「ONEXPLAYER X1 mini」など国内販売
テックワンは6月27日に中国One-Netbookの3-in-1PC「ONEXPLAYER X1 mini 国内正規版」を取り扱うことを発表した。発表会にはOne-Netbook CEO Jack Wang氏も登場し、ものづくりを始めたきっかけなども語ってくれた。発表会とほぼ実機に近い開発機のハンズオンの模様をお伝えする。
One-Netbook、Core Ultra 9を搭載したミニデスクトップPC「ONEXPLAYER M1」
テックワンは、One-Netbook製となるCore Ultra 9搭載ミニデスクトップPC「ONEXPLAYER M1」の取り扱いを発表した。
One-Netbook、着脱コントローラーを備えた8.8型ポータブルゲーミングPC「X1 Mini」
One-Netbookは、Ryzen 7を搭載した8.8型ポータブルゲーミングPC「X1 Mini」を発表した。
One-Netbook製8.4型携帯ゲーミングPC「ONEXPLAYER 2 Pro」に新モデル CPUをRyzen 7 8840Uにアップグレード
テックワンは、中国One-Netbook Technology製8.4型携帯ゲーミングPC「ONEXPLAYER 2 Pro」の新モデルを発売する。
One-Netbook、M.2スロットも利用可能な外付けGPUボックスを発表 「Indiegogo」で提供開始
中国One-Netbookは、Radeon RX 7600M XT搭載外付けGPUボックス「OneXGPU」を発表した。






