レビュー

容積6L以下の「MEGAMINI G1」! 水冷でセクシーなビジュアルも魅力な小型ゲーミングデスクトップPCを試す(3/3 ページ)

NUCスタイルの小型PCなどをリリースしているGEEKOMから、新たにパワフルなデスクトップPCが登場した。現在、クラウドファンディングで受付が始まっている本機をチェックした。【訂正あり】

前のページへ |       

高いパフォーマンスを実証

 ベンチマークテストの結果を掲載する。特に言及がない限り、UEFIセットアップで設定できる動作モードは「Performance」、Windows 11 Proの電源設定は「最適なパフォーマンス」で統一している。


テストに利用した環境

 CINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のスコアは、GPU/CPU/CPU(シングルコア)、全ての項目でASUS JAPANの小型デスクトップPC「ROG NUC」(Core Ultra 7 155H搭載)を上回る。Core i9-13900H搭載機としても高い水準で、放熱性能の高さが伺える。3DMarkのスコアでもNVIDIA GeForce RTX 4060搭載機として水準以上のスコアをマークしており、パフォーマンスは申し分ない。

 ただ、動作音については意外な面がある。高負荷時にファンの回転が上がるだけでなく、アイドル時もポンプの動作音があるため、動作していることがはっきり分かる程度の音はする。評価機では、UEFIセットアップでモードを変更してもあまり変わらなかった。水冷システムということで高度な静音性を期待するのは禁物だろう。

advertisement

 なお、評価機はあくまでも試作機であり、テスト結果は、9月末時点でのものだ。GEEKOMでは今後も実際の発売まで改良を重ねていくとしている。


CINEBENCH 2024(CPU/最低実行時間10分)のスコア比較

CINEBENCH 2024(GPU/最低実行時間10分)のスコア比較

CINEBENCH R23(最低実行時間10分)のスコア比較

PCMark 10のスコア比較

3DMarkのスコア比較

サイバーパンク2077(1920×1200ピクセル/レイトレーシング:低)のベンチマークテスト結果

FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシーベンチマーク(2560×1200ピクセル/最高品質/DLSS)のスコア

システムの動作音の計測結果(暗騒音35.9dB/室温28度/本体から25cmの距離で測定)

インパクト抜群のゲーミングデスクトップPC

 今回レビューした構成の価格は、一般販売予定価格が29万5000円となっている。Makuakeでの出資価格は20%オフの「超早割」(20名)が既に終了しているものの、原稿執筆時点で15%オフの「早割」(150名)と10%オフの「一般割」(80名)を選べ、15%オフなら24万9900円/10%オフなら26万9900円で支援できる。メモリ32GB/2TB SSDを搭載することを考えれば、コストパフォーマンスは悪くないといえるだろう。

 さらに本機のCPUをCore i7-13620H、メモリは32GB/1TB SSDとした下位モデルなら、15%オフで22万9900円/10%オフで23万9900円となっているので、予算に応じて選びたい。

 RGB LEDイルミネーションの発光パターンが固定であることや、ファンの動作モードをWindows上から変更できないなど、大手ブランドのゲーミングPCと比べるとやや詰めの甘さは感じるものの、ハードウェアのクオリティーは高く、底面から容易にメモリソケットやM.2ソケットにアクセスできる構造の採用と、これまでにないインパクトのあるビジュルは大きな付加価値と言える。このビジュアルが気に入った方ならば、購入を検討する価値が十分あるだろう。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.