約2.5Lのボディーで快適なパワーを獲得! 今度のNUCはひと味違う「ROG NUC 760」を試す(1/4 ページ)
IntelからNUC事業を継承したASUSTek ComputerのゲーミングNUCが「ROG NUC」シリーズだ。ASUS JAPANから発売された国内モデルの実機を試してみた。
「ROG NUC」は、ASUS JAPANから登場したNUCスタイルの小型ゲーミングデスクトップPCだ。ROG(Republic of Gamers)シリーズらしい世界観を表現した約2.5LのコンパクトなボディーにIntelのCore Ultraプロセッサと、NVIDIAのGeForce RTX 40 Laptop GPUシリーズを搭載する。
日本では「ROG NUC 970」と「ROG NUC 760」の2モデルで展開されるが、今回はCore Ultra 7 155HとNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを備えた下位モデルのROG NUC 760(RNUC14SRKU7168AJI)を入手したのでレビューしよう。なお、製品は8月9日から発売されている。
NUCとしては大柄なフォームファクターを採用
ボディーは、NUCとしてはかなり大柄で、手にするとずっしりと重みがある。ボディーサイズは、約270(幅)×180(奥行き)×50(厚さ)mmと、容積にして約2.43L(公称値は2.5L)、重量は約2.6kgだ。電源は内蔵しておらず、重さが1kg以上ある巨大なACアダプター(出力330W)で駆動する。
ボディーは横置きだけでなく付属スタンドを利用しての縦置きが可能だ。というより、公式Webページやパッケージ写真などは縦置きで撮られたものが多く、どちらかといえば縦置きでの運用をメインで想定しているのだろう。
このスタンドも、かなり重厚な作りになっている。内側は滑り止め効果のあるラバーが貼られており、機械的なロック機構なしでも好みの位置で安定して設置できる。
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