スチームパンクな見た目と磁気センサースイッチ、ラピトリ対応が魅力のキーボード「NuPhy Field75 HE」をチェック:キーボード ナビ(2/3 ページ)
「NuPhy Field75 HE」は見た目だけじゃない? 実機を試してみた。
NuPhy Field75 HEの外観をチェック
少し前置きが長くなってしまったが、Field75 HEの外観をチェックしていこう。冒頭でも述べた通り、どこかスチームパンクっぽさを感じつつも、特徴的なオレンジ系のキートップが一部採用されているので、そこまで重厚感を感じさせないデザインに仕上がっている。
75%キーボードなので、フルサイズキーボードを使っている方にとってはキー数が少なく物足りなさを感じるかもしれないが、その物足りなさを補うために好みのキーやファンクションキーを指定できるオプションボタンが搭載されている。
キーボードの配列にレイヤー(多層化)の仕組みを持たせる
Field75 HEの面白い特徴の1つとして、キー配列にレイヤー(多層化)の仕組みを持たせていることが挙げられる。
自作キーボードをたしなむ方にはなじみの深い機能だが、キーの配列をいくつかキーボードに持たせて、複数のレイヤーとして定義できるキーボードがこの世には存在している。
Field75 HEは市販のキーボードでありながら、キー配列を3つ定義できるようになっており、「~」キーの左隣にあるシフタースイッチを切り替える事で、瞬時に任意のキー配列に切り替えられる。
初期設定ではWindows向け、macOS向け、ゲーム向けとしてそれぞれ定義されているが、後述するカスタマイズツールでそれぞれのキー配列を自由に変更できるので、普段使い用、FPSゲーム用、MMORPG用などのような使い分けも可能となる。
特徴的なボリュームコントロールノブ
Field75 HEにはキーボードには似つかないコントロールノブが搭載されている。デザインもField75 HEのスチームパンクっぽさを強調するもので非常にスタイリッシュだ。
残念ながらボリュームコントロール以外に機能を割り当てられないが、それでもキーボードでスピーカーボリュームをキー連打で調整するのではなく、スクロールホイールで調整できるのは何とも格好が良く使いやすい。
関連記事
70%キーボードでも「REALFORCE RC」の質実剛健さは健在で魅力的 2画面PCとの組み合わせも最高です
企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。東プレの70%キーボード「REALFORCE RC1」をいち早く打ってきた
10月18日まで開催されている「CEATEC 2024」では、東プレがキーボード製品のブースを構えている。メインはREALFORCEシリーズで、まもなく発売を迎える70%キーボード「REALFORCE RC1」の実機も展示されている。ロジクール初の分割式“左手デバイス"が登場 プロ絵師による「MX クリエイティブ コンソール」レビュー
ロジクールから登場した初の“左手デバイス"です。ディスプレイ付きのキーパッドとダイヤルデバイスの2台がセットになっているのが特徴ですが、実際の使い勝手をプロイラストレーターのrefeia氏が検証しました。iKBC、60%レイアウトを採用した小型メカニカルキーボード「New Poker II」
プリンストンは、iKBC製となる小型メカニカルキーボード「New Poker II」の販売を開始した。Lofree「FLOW Lite」は滑らかタッチとコスパに優れる大注目のメカニカルキーボード
Lofreeから新しい「FLOW Lite」が登場します。69ドル(記事執筆時点は約1万円)で購入できるキータッチに優れたキーボード──これは品質追求型の高級キーボード市場のトレンドを作る素質があるとみました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.