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MS-DOS向けテキストエディタ「VZ Editor 1.6」がオープンソース化 GitHubで公開:懐かしすぎて涙が出る
c.mos(兵藤嘉彦)氏が開発したMS-DOS向けテキストエディタ「VZ Editor 1.6」が、オープンソース化された。GitHubにおいてソースコードやマスターディスクのイメージファイルなどが公開されている。
c.mos(兵藤嘉彦)氏が開発したMS-DOS向けテキストエディタ「VZ Editor 1.6」が、オープンソースプログラムとして公開された。GitHubにおいて「3条項BSDライセンス(BSD 3-Clause License)」のもと配信されている。
GitHubでは、VZ Editor 1.6のソースコードの他、マスターディスクのイメージやコンパイル済みのプログラム群、マニュアルなどが公開されている。
マスターディスクのイメージは、1.25MBの「98フォーマット」と1.44MBの「IBMフォーマット」の2種類があり、それぞれのイメージでは以下のプラットフォーム向けのプログラム(アプリ)が収録されている。
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- 98フォーマットのイメージ
- PC-9800シリーズ(互換機を含む)
- J-3100シリーズ
- IBMフォーマットのイメージ
- DOS/V
- AX
- PS/55
- US(英語)版
上記プラットフォームのエミュレーターまたは実機を持っている人は、昔を懐かしみつつ使ってみるのもいいだろう。
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