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“仕事しやすい”を追求する変態(?)ガジェットライターの2024ベストバイはこれ!(4/6 ページ)

通電するガジェット大好きなライターの2024ベストバイを紹介。作業効率アップを目的としたものが多いが、「使わないのに持っているだけ」という謎のガジェットもランクインしている。

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寒い季節に大活躍! 「INKO EXTRA HEATING PAD SUEDE」

 筆者宅にはネコがいる。基本的にネコがいる部屋で仕事をしないようにしている。飼い主がいると、ネコたちは「エサ、ちょーだい」「遊んでちょーだい」「かまってちょーだい」と要求してくるし、飼い主の方はそれを放置する心の強さを持ち合わせていないからだ。

 そのため、別室に行かざるを得ないのだが、光熱費のことを考えるとニンゲンのいる部屋まで暖かくするわけには行かない。もちろん、あまりに寒い場合は風邪をひく方が金銭的にマイナスになってしまうので暖房をつけるのだが。

 ピンポイントで温もりを感じるのにピッタリなのが「INKO EXTRA HEATING PAD SUEDE」(以下、INKO)だ。これは国内クラウドファンディングサイトのMakuakeで購入した。

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「INKO EXTRA ヒーティングパッド スエード」。色違いで複数購入した。いつも複数買ってしまうのが筆者の悪い癖だ

 一般的なあったかグッズは、電熱線を使うものだが、INKOは帯状に印刷した銀ナノインクを使ってシートを温める。そのため、薄くて柔らかく、持ち運びしやすい。電熱線と異なり、ほとんど断線の恐れがないので、お尻の下に敷いておくという使い方もできる。

 実は、INKOの第一世代から使っているのだが、第一世代ではシートがTPU素材でできており、柔らかいのだが肌触りはあまり良くなかった。気温が低すぎると、硬くなってしまうという課題もあった。


こちらは5年前に購入した「INKO SMART HEATER HEAL」。シートがTPU素材なので、あまりに寒い日は硬くなってしまうし、手触りではなく肌触りがあまり良くなかった

 しかし、次の世代以降、表面にスウェード加工を施すようになり、手触りがぐんと良くなった。おそらく三世代目だと思われる最新INKOでは、柔らかさもアップし、より携帯しやすくなった。


前モデルの「INKO HEATING MAT HEAL」(左)と新モデル(右)

 ただし、前モデルではUSB Standard-Aポートと9W出力のあるモバイルバッテリーがあれば良かったのだが、最新モデルではUSB Type-Cポートと20W以上の電力を必要とするので気をつけたい。

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