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14型(16:10)×2で実用性が増したサンコーの2画面モバイルディスプレイ「DMAC24HBK」を試すモバイルディスプレイの道(4/4 ページ)

サンコーから、持ち運べる14型の2画面モバイルディスプレイ「DMAC24HBK」が発売された。従来の15.6型モデル「DUALDPHBK」から何が変わったのか。実機を試した。

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実売4万円台前半でお買い得度はアップ

 以上のように、従来モデルで明確に欠けていた点が改良され、折りたたみ式の製品としては機能も充実し、使いやすくなった。アスペクト比が16:9から16:10に変更されているのも、縦に長い画面を求めるユーザーにはプラスだろう。VESAマウント穴こそなくなったが、多くのユーザーにとってはそれほど大きな問題ではないはずだ。


ベゼル幅は上下が11mm、左右が4mmと、左右側がかなりスリムな設計だ

14型のThinkPadと重ねたところ。ノートPCとほぼ同サイズなので輸送時の収まりはよい

 実売価格は従来モデルの3万9800円に対して4万2800円ということで、価格差はプラス3千円だ。画面サイズは一回り小さくなっているとはいえ、フルスクリーン機能が使えるようになっただけでなく、付属のUSB Type-Cケーブルが1本追加され増えているなどのプラス要因もあるため、お買い得さはむしろ上がった印象がある。競合にあたるアイティプロテックの製品(5万円台半ば)と比較しても安い。

 強いて挙げれば従来モデルがそうだったように、このお買い得さゆえ、品切れの心配があるのが懸念点だろうか。モバイルディスプレイを探しているユーザーはもちろん、デスクトップを中心に利用するサブのディスプレイを探しているユーザーにも、お勧めできる製品といえそうだ。

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