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IntelはB860マザー、AMDはB850/B840マザー、共に漂う“熟成待ち”の気配:古田雄介の「アキバPickUp!」(3/4 ページ)
年明けのAMD B850/B840に続き、IntelからもCore Ulrta 200S対応の下位チップセットが登場した。が、新しい顔ぶれが並ぶマザーボード売り場はまだ始動していない感じがした。
ASRockからAMD B850マザー2モデルがデビュー
CPU待ちの気配が漂う中で、AMD B850マザーボードも新製品が登場している。
ASRockのMini-ITXモデル「B850I Lightning WiFi」とATXモデル「B850M Pro RS WiFi」で、価格は順に4万5000円前後と3万6000円前後となる。
特に注目を集めているのは「B850I Lightning WiFi」だ。2.5GbE対応の有線LANとWi-Fi 6E対応の無線LANを搭載し、PCIe 5.0接続のM.2 SSDスロットやDisplayPort Alternate ModeをサポートしたUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポート、ゲーミングデバイスに最適化したUSB信号が送れるLightningゲーミングポートなどを備える多機能な仕様となっている。
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パソコンSHOPアークは「最近はPCケースの大型化の反動もあって、逆にコンパクトにマシンを組みたいという人も増えています。多機能なMini-ITXマザーボードを求める人が増えているので、ちょうど刺さる製品だと思います」と話していた。
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