折りたたみ式で開閉できるMini-ITXケースが話題に:古田雄介の「アキバPickUp!」(2/4 ページ)
折りたたみ構造とマグネットを使った電源付き小型ケースや、Western Digitalとキオクシアの新ストレージなどが登場した。コンパクトでも高速で大容量なPCが組みやすくなっている。
連続読み出しが毎秒最大7250MBのPCIe 4.0 SSDがWDから登場
Western Digitalからは、PCIe 4.0接続のM.2 SSD「WD_BLACK SN7100」シリーズが登場している。2TBと1TB、500GBモデルがあり、価格は順に2万2000円前後と1万4000円前後、9000円弱となる。いずれもヒートシンクは別途用意する必要がある。
2TB/1TBモデルなら連続の最大読み出し速度が毎秒7250MB、書き込みは同6900MB、500GBモデルでも読み出しが同6800MB、書き込みが同5800MBの速さを実現している。TSUKUMO eX.は「現状主流のPCIe 4.0接続で、高速なSSDを求める人に刺さる仕様だと思います。やはり1TBと2TBが中心になるでしょうね」と話していた。
なお、先々週には同社からデータセンター向けの3.5インチHDD「Ultrastar DC HC590」シリーズも投入されている。価格は現行最大容量を更新する26TBの「WUH722626ALE6L4」が13万円弱、24TBモデルが「WUH722624ALE6L4」が11万4000円弱だ。
また、「Ultrastar DC HC580」シリーズに属する22TBモデル「WUH722422ALE6L4」も、10万4000円弱でデータセンター向けHDDのラインアップに加わっている。
パソコンSHOPアークではHC590シリーズの初回入荷分は既に売り切れで、再入荷品がストックされているという。「4台で100TBを超える大容量になりますから、高価ながらニーズは確実にあるということなんじゃないかなと思います」という。
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