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VAIOが「2本社体制」に移行 東京オフィスを「東京本社」に格上げ 登記上本店は引き続き「安曇野本社」に

VAIOが、ノジマの子会社に移行してから初めてとなる組織改編を行う。現在「東京オフィス」として運用している東京都港区の拠点を、営業やマーケティング機能の強化などを意図して「東京本社」に格上げする。長野県安曇野市にある現在の本社は「安曇野本社」とした上で、引き続き本店として運用し続ける。

 VAIOは3月25日、同社の東京オフィス(東京都港区)を4月1日付で「東京本社」に格上げし、現在の本社(長野県安曇野市)との2本社体制に改めることを発表した。「営業・マーケティングにおけるお客様との関係強化並びに採用・広報における発信力の強化を目的」としている。

 なお、会社登記上の本店(法人としての代表住所)は、引き続き現在の本社(4月1日から「安曇野本社」と呼称)に置かれる。


VAIOの東京オフィス(4月1日から東京本社)の建物とオフィスの様子(写真提供:VAIO)

 2014年2月に、同社はソニー(現在のソニーグループ)のPC事業本部を会社分割する形で発足した。その際、ソニーのPC事業本部が所在していたソニーイーエムシーエス(現在のソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ)の「長野テック(事業所)」を“そのまま”新会社の本店/本社として利用することになり、現在に至っている。

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 同社は1月6日、ノジマ(横浜市西区)の子会社となった(参考記事)。今回の取り組みは、ノジマ傘下に入ってから初めての組織変更となる。


4月1日以降、現在の本社(写真)は「安曇野本社」となる。引き続き、本店は当地に置かれる

4月1日以降のオフィス体制

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