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「NVIDIAアプリ」でAIアシスタント「Project G-Assist」が利用可能に/Arm版Windows向けのGoogle ドライブアプリが正式版に週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月23日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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Windows版「Google Chrome」にゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性悪用を確認

 Googleは3月25日、Windowsのデスクトップ向けChromeブラウザの安定チャネルで「134.0.6998.177/.178」の配信を開始した。拡張安定チャネルも「134.0.6998.178」に更新される。


Windows版Chromeブラウザの最新版がリリースされた。悪用確認済みの脆弱性が修正されている

 このアップデートでは、1件のセキュリティ修正が含まれている。

  • CVE-2025-2783:Incorrect handle provided in unspecified circumstances in Mojo on Windows.

 深刻度は「High」だが、Googleはこの脆弱(ぜいじゃく)性の悪用を確認済みとのことで、早急なアップデートが必要だ。既にインストールされている場合は自動で更新されるが、Chromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択すれば手動でも更新できる。

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推論性能を証明した「DeepSeek-V3-0324」が登場

 DeepSeekは3月25日、推論パフォーマンスの向上やフロントエンド開発スキルの向上、よりスマートなツール使用機能を備えた「DeepSeek-V3-0324」をリリースした。


推論パフォーマンスなどが向上した「DeepSeek-V3-0324 」がリリースされた

 DeepSeekが公開したベンチマーク結果によると、「MIMLU-Pro」「GPQA Diamond」ではGPT-4.5に及ばないが、「MATH-500」「AIME 2024」「LiveCodeBench」では競合を上回る結果となった。

 なお、複雑ではない推論タスクの場合は「DeepThink」をオフにし、V3の使用が推奨されている。DeepSeek-R1と同様にMITライセンスの下でリリースされている。

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