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MSIから新たな裏配線マザー&ケースが登場!古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)

大型連休の最中に、MSIからは裏配線デザインのマザーボードが登場し、スケルトンカラーの4Kマウスやキーボード付きのリモコンやゲームパッドが売り場を賑わせていた。

 先週(4月27日週)の新製品で目立っていたのは、MSIの裏配線Iデザインのマザーボード「PRO Z890-S WIFI PZ」だ。価格は4万3000円前後となる。


TSUKUMO eX.に並んだ「PRO Z890-S WIFI PZ」

「PRO Z890-S WIFI PZ」の製品画像

バックプレート側に端子が用意されている

「普段使いというより、デモ用途で」――裏配線マザーの需要は?

 Thunderbolt 4やWi-Fi 7対応の無線LAN、2.5GbE対応の有線LANなどを搭載するATXモデルで、チップセットはIntel Z890を採用している。24ピン電源コネクターや8ピンのCPU補助電源、電源スイッチやLEDなどのフロントパネル用ピン、SATAポートなどを背面に配置している。組み込むには裏配線に対応するPCケースが必要だ。

 その裏配線対応ケースもMSIは同時に投入している。ATXサイズの「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」で、価格は2万3000円前後だ。ブラックとホワイトから選べる。

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同店の「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」の値札

「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」の製品画像

「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」(ホワイト)の左側面カット

 同社の裏配線マザーボードは約1年前に「PROJECT ZERO」シリーズに属するAMD B650とIntel B760マザーが登場している。Intel Z890搭載モデルは今回が初めてだ。

 裏配線マザーボードや対応するPCケースは複数メーカーから登場しているが、需要は限定的な様子だ。あるショップは「見た目は美しくなりますが、(パーツの)選択肢が限られますからね。普段使いというより、イベントや展示会で披露するデモ機を組む目的で探す人がたまにいるという感じです」と話していた。

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