「Gemini in Chrome」搭載のGoogle Chrome 137が登場/AIチャットbot「Copilot for Gaming」が早期プレビュー版として登場:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月25日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月25日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
「Gemini in Chrome」を使えるGoogle Chrome 137が登場
Googleは5月27日、デスクトップ向けChromeブラウザの安定チャネルをアップデートした。WindowsおよびmacOS向けに「137.0.7151.55」「137.0.7151.56」、Linux向けに「137.0.7151.55」を展開している。
本バージョンでは、Google I/Oで発表されていたChrome in Geminiが利用可能になった。実際にはChrome in Geminiは21日あたりからBetaやDev、Canaryチャネルでは展開されていたようだが、Chrome 137がChrome in Geminiを利用できる初の安定版となる。
ただし、利用できるのは米国のGoogle AI ProおよびUltraサブスクリプションユーザーのみだ。
また、このアップデートには脆弱(ぜいじゃく)性への対処を含む11件のセキュリティ修正が含まれており、CVE番号が公開されているのは以下の8件となる。カッコ内は深刻度だ。
- CVE-2025-5063: Use after free in Compositing.(High)
- CVE-2025-5280:Out of bounds write in V8.(High)
- CVE-2025-5064:Inappropriate implementation in Background Fetch API.(Medium)
- CVE-2025-5065:Inappropriate implementation in FileSystemAccess API.(Medium)
- CVE-2025-5066:Inappropriate implementation in Messages.(Medium)
- CVE-2025-5281:Inappropriate implementation in BFCache.(Medium)
- CVE-2025-5283:Use after free in libvpx.(Medium)
- CVE-2025-5067:Inappropriate implementation in Tab Strip.(Low)
AIチャットbot「Copilot for Gaming」の早期プレビュー版が登場
Microsoftは5月28日、AIチャットbot「Copilot for Gaming」の早期プレビューをiOSおよびAndroid向けのXboxアプリのβ版(Xbox beta)で提供を始めた。
Copilot for Gamingは、プレイしているXboxのアクティビティーを把握しており、興味のあるゲームに関する質問に答えたり、プレイ履歴や実績に基づいて質問に答えたりできる。「Minecraftで剣を作るのに必要な材料」や「ボスを倒すコツ」などにも答えてくれるとのこと。
Xbox betaで提供されるCopilot for Gamingの早期プレビューは、米国、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、その他の地域で、18歳以上のプレイヤーを対象に英語で提供されている。なお、Windows PCのGame Barでも間もなく提供予定とのことだ。
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