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「Gemini in Chrome」搭載のGoogle Chrome 137が登場/AIチャットbot「Copilot for Gaming」が早期プレビュー版として登場週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月25日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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Microsoftが5月度非セキュリティプレビューパッチをリリース

 Microsoftは5月27〜28日、Windows 11向けに2025年5月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 11 バージョン 24H2向けが「KB5058499」、23H2およびWindows 10 バージョン22H2向けが「KB5058481」となる。

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Microsoftが、Windows 10/11向けに5月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムを公開した

 Windows11 24H2向けの更新プログラムでは、以下のような機能が追加されている。

  • Clik to Doの新アクション「Ask Copilot」:テキストまたは画像をハイライト表示すると、Click To Doに「Ask Copilot」オプションが表示され、その内容についてCopilotに質問できる
  • 個人設定から、「Windows+C」や「Copilot」キーのカスタマイズが可能に
  • 「設定」→「システム」→「バージョン情報」ページにあらたにFAQセクションを追加
  • 「設定」→「アクセシビリティ」→「マウス」および「マウス ポインターとタッチ」でマウス設定に簡単にアクセスできるように
  • スマートフォン(iOS および Android)で作業または閲覧していたOneDriveファイルをWindows 11でシームレスに再開できるようになる。PCのロックを解除する5分以内に操作していたファイルが対象

 非セキュリティプレビュー更新プログラムは、月例のセキュリティ更新プログラムに先駆けて変更内容をプレビューする目的のものだ。適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされない。アップデートしなかった場合、基本的には翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。

Windows向け更新プログラムを定例外で公開

 MicrosoftがWindows 10/11、Windows Server 2022/2025の一部バージョンに対して、定例外(Out-of-band:OOB)の更新プログラムをリリースした。

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一部のWindowsバージョン向けに、Hyper-Vの問題に対応した定例外更新プログラムがリリースされた

 Hyper-Vで実行されている機密仮想マシンが予期せず応答または再起動を断続的に停止する問題を修正したとのこと。主にAzureの機密VMに影響するとのことだ。

 なお、この問題の影響を受けていない場合、この定例外(OOB)更新プログラムをインストールする必要はない。

 当初、Windows Server 2022にのみ更新プログラムが提供されていたが、その後、他のWindows向けにもリリースされた。OOBがリリースされているのは以下のWindowsバージョンとなる。

  • Windows 11 バージョン 24H2(KB5061977)
  • Windows Server 2025(KB5061977)
  • Windows Server 2022(KB5061906)
  • Windows 10 バージョン 22H2(KB5061979)
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2021(KB5061979)
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019 および Windows Server 2019(KB5061978)

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