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離れて暮らす高齢の家族の見守りや介護に「AI音声アシスタント」を使うとどうなる? Amazonが調査(3/3 ページ)

離れて暮らす高齢家族の見守りや介護に音声AIアシスタントを使うとどうなるのか――Alexa Smart Propertiesを手掛けるアマゾンジャパンが調査を行い、その結果を公表した。音声AIアシスタントは、見守りや介護の負担を減らす一方で、見守りや介護を受ける高齢者にもポジティブな変化が示唆されたという。

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Alexa Smart Propertiesの概況

 先述の通り、今回のアンケートはAlexa Smart Propertiesのサービス展開の参考にすべく行われたものだ。日本ではサービス開始から1年9カ月ほど経過したが、高齢者施設や地方自治体での採用は順調に増えているようだ。


Alexa Smart Propertiesを使ってEchoシリーズを大量導入した例。この写真で挙げられた事例は公式Webサイトで動画付きで紹介されている

 Alexa Smart Propertiesは、原則としてソリューションプロバイダーを通してハードウェア(Amazon Echoシリーズ)とソリューション/サービスをセットにして提供される。

 今回の説明会では、ソリューションプロバイダーでもあるNTTデータの「ボイスタ!」のデモンストレーションが披露された。

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ボイスタ!は、Echo Showを通して高齢者とのコミュニケーションの円滑化を行うソリューションだ

ボイスタ!では、独自のスキルを活用して高齢者への呼びかけ、安否確認、個別メッセージの送信などが行える。介護従事者の負担軽減にもつながっているという
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