ニュース
AMDがRyzen PROプロセッサのラインアップを拡充
AMDは、企業向けデスクトップ用プロセッサとなるRyzen PROシリーズのラインアップ拡充を発表した。
AMDは9月17日、企業向けデスクトップ用プロセッサとなるRyzen PROシリーズのラインアップ拡充を発表、同社Webサイトの情報更新を行った。
“Zen 5”アーキテクチャを採用するRyzen PRO 9000シリーズには、6コア/12スレッド動作対応に対応する「Ryzen 5 PRO 9645」、8コア/16スレッド動作対応に対応する「Ryzen 7 PRO 9745」、12コア/24スレッド動作対応に対応する「Ryzen 9 PRO 9945」の3モデルが用意された。
また“Zen 4”アーキテクチャ採用のRyzen PRO 7000シリーズのラインアップには6コア/12スレッド動作対応に対応する「Ryzen 5 PRO 7745」が加えられている。
advertisement
| プロセッサ | コア数/スレッド数 | 動作周波数 | 総キャッシュ容量 | TDP |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 9 PRO 9945 | 12コア/24スレッド | 3.4GHz(最大5.4GHz) | 76MB | 65W |
| Ryzen 7 PRO 9745 | 8コア/16スレッド | 3.8GHz(最大5.4GHz) | 40MB | 65W |
| Ryzen 5 PRO 9645 | 6コア/12スレッド | 3.9GHz(最大5.4GHz) | 38MB | 65W |
| Ryzen 5 PRO 7745 | 6コア/12スレッド | 3.3GHz(最大4.3GHz) | 22MB | 65W |
関連記事
古田雄介の「アキバPickUp!」:200万円超えの96コア192スレッドCPU「Ryzen Threadripper PRO 9995WX」が登場
Socket sTR5対応のワークステーション向けCPU「Ryzen Threadripper PRO 9000WX」シリーズが登場した。最上位の「9995WX」は約212万円となる。AMD、WS向けCPU「Threadripper PRO 9000シリーズ」やAI特化GPU「Radeon AI PRO R9700」など発表
Zen 5アーキテクチャに基づいた「AMD Ryzen Threadripper PRO 9000 WXシリーズ」および「AMD Ryzen Threadripper 9000シリーズ」は、ハイエンドワークステーションおよびエンスージアストデスクトップ向けだ。実は採用モデルが多いって知ってた? 「Ryzen AI 300」搭載PCから「FUJITSU-MONAKA」のモックアップまで見られるAMDのイベント「Advancing Al & HPC 2024 Japan」に行ってきた
AMDが法人ユーザー向け年次イベント「Advancing AI & HPC 2024 Japan」を開催した。その中から、気になるハードウェアの展示を紹介する。COMPUTEX TAIPEI 2024:Ryzen AIやSnapdragon X搭載の新モデルが多数登場! ASUSが考える「AI PC」「Copilot+ PC」
「COMPUTEX TAIPEI 2024」に合わせて、ASUSTeK Computerが発表会を行った。ここでは業界関係者が集まった「AI PC」イベントを振り返ろう。CES 2021:AMD、TDP 65Wの「Ryzen 7 5800」「Ryzen 9 5900」を発表
米AMDは、“Zen 3”ベースのデスクトッププロセッサのラインアップに低TDPを実現した「Ryzen 7 5800」「Ryzen 9 5900」を追加した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.