ソーラー充電で煩わしい給電を解決! ロジクールが無線キーボード「Signature Slim Solar + K980」を11月27日に発売(3/3 ページ)
ロジクールが、室内照明でも充電可能なワイヤレスキーボード「Signature Slim Solar + K980」を発表、11月27日から販売を開始する。
従来のソーラー充電式キーボードに関する不満を解消したK980
Logi Options+では、K980の23のキーにそれぞれショートカットを登録したり、K980のAI起動キーに好みのAIツールを割り当てたりできる。
このような製品の特徴を説明した後、塩谷さんは従来型のソーラー充電式キーボードに寄せられているユーザーの声を取り上げた。
「200ルクスで充電できるとうたっているのに、室内照明で充電できず。キーボードの復帰に数秒掛かる。接続トラブルが生じる、バッテリー寿命が短く充電できなくなる、キーの耐久性が低いという声がある」(塩谷さん)
K980ではこれらの声を踏まえ、200ルクスで充電できるようにした上で、バッテリーの耐用年数を10年とした。また、満充電から4カ月の間は充電できないような環境でも使えること、スリープからの復帰時間の体感をゼロにしたり、Easy Switchボタンで接続先を簡単に切り替えられたり、高い接続性を実現した。さらに、1キーにつき約1000万回の入力可能なメカニカルキーボードのような高耐久性キースイッチを採用した。
さらにキートップはシルク印刷の上にUV印刷を重ねることで、摩耗による刻印の剥げが生じないようにも工夫している。これらを組み合わせたことで1台のキーボードを長く使うことができ、入力関連のストレスを減らすようにしたのだ。
質疑応答では、「携帯するものほどバッテリー切れが不安なので、同様のコンセプトのコンパクトキーボードの開発予定はないか」「カラーはグラファイトの1色だけなのか」といった質問が飛び出したが、塩谷さんは「そのようなニーズがあれば、本社で開発する可能性もある。どんどん声を挙げてほしい」と回答していた。
関連記事
ロジクールの“ちょい上”パンタグラフ式キーボード「Signature Slim K950」を試す
ロジクールから、パンタグラフ式のスタンダードモデル「Signature Slim ワイヤレス キーボード K950」が発表された。「Logi Bolt」にも対応した、無線タイプのキーボードを試してみた。ロジクールの最新コンパクトゲーミングマウスと薄型ゲーミングキーボードをまとめて試す より快適に使える工夫が光る
ロジクールが、ハイエンドゲーミングマウスのコンパクトモデルと、ラピッドトリガーに対応した薄型テンキーレスゲーミングキーボードを発売した。まとめて試してみよう。「MX MASTER 4」登場! 3年ぶりにフラッグシップモデルを刷新したロジクールマウスのファーストインプレッション
ロジクールから、最上位となるマウスの新モデル「MX MASTER 4」が発表された。10月30日の発売を前に、まずは何が変わったのかをチェックした。ロジクール、1万7820円の「MX MASTER 3S Bluetooth edition」を発表
新型「MX MASTER 4」に比べ、より手軽なモデルとして併売する。マウスでラピッドトリガー/アクチュエーションポイント対応の「PRO X2 SUPERSTRIKE」をロジクールが投入表明 マクラーレンとのコラボヘッドセットは10月発売
ロジクールが「Logicool G」シリーズの新製品発表会において、新製品の開発表明などを行った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.