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依然として厳しいメモリに品薄傾向が現れたHDD、そしてグラフィックスカードも:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
メモリを筆頭に一部のPCパーツの高騰と供給の不安定さが目立っている。今週はHDDの品薄傾向がみられるようになったのに加え、グラフィックスカードの今後について不安視する声も耳にした。
ギガバイトの新イメージキャラクターを刻印した白いマザーがデビュー
基幹パーツの新製品では、AMD B850チップセットを搭載したギガバイトのmicroATXマザーボード「B850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-P」が売り出されている。価格は3万5000円弱だ。
パッケージとマザーボードに、同社の新しいイメージキャラクターである「神鷹凛」(かみたか・りん)のイラストを施しているのが特徴だ。数量限定モデルであり、ある種、新キャラのお披露目モデルともいえそうだ。
マザーボードとしては、12+2+2のデジタル電源フェーズを採用し、PCIe 5.0 x16対応スロットやPCIe 5.0対応のM.2 SSDスロットを備える。ネットワークは2.5GbEの有線LANとWi-Fi 7の無線LANをサポートしている。
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ギガバイトのキャラクターとしては、22年前からギガバイ子ちゃんが宣伝素材などで使われてきた。ギガバイ子ちゃんは過去にも引退が不安視された時期もあるが、「今回はどうやら本当に卒業になって、世代交代するみたいです」(TSUKUMO eX.)という。
6月に最終回を迎えたギガバイ子ちゃんの4コマ漫画
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