レビュー

サングラス型ディスプレイ「VITURE Luma Ultra」の周辺デバイスを試す 独自のネックバンド型Androidデバイスや“Switch 2”と接続できるドックで拡張性アップ(2/4 ページ)

VITURE Luma Ultraの周辺アクセサリー「VITURE Proネックバンド」(以下、Proネックバンド。5万9980円)と「VITURE Proモバイルドック」(以下、Proモバイルドック。2万1800円)を組み合わせることで、どのような使い方ができるのか。順に紹介しよう。

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没入型XR体験に特化したSpacewalkerモードの使い勝手をチェック!

 それでは早速、ProネックバンドとLuma Ultraを組み合わせた際の動作についてチェックしていこう。Proネックバンドは没入型XR体験に特化したという「Spacewalkerモード」と、通常のAndroidスマートフォンのように使用する「Android」モードが用意されている。

 初めて起動した際に、初期設定を行った上でGoogle アカウントにサインインしない選択をすると、Spacewalkerモードに切り替わり、ハンドジェスチャーのチュートリアルが表示される。

 ハンドジェスチャー機能はβ版として提供されており、椅子に座った状態で操作すると誤認識が発生することもあったが、操作に支障をきたすレベルではなく、なかなか未来感のある操作を味わえる。

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 Spacewalkerモードでは自分の指をトラッキングしてカーソル移動が行われるのだが、ホーム画面にあるイコンがカーソルの方向を向く様子はかわいらしさを感じられる。

 ハンドジェスチャー操作は少し慣れがいるものの、ネックバンドタイプのデバイスでここまで操作できることには正直驚きだ。


ハンドジェスチャーをProネックバンド本体だけで認識している様子

 ただやはりβ版ということもあって、少し操作にストレスを感じるポイントもあった。今後の正式版リリースの際にどれだけ正確に認識できるようになるかが待ち遠しい。

 ハンドジェスチャーにある程度慣れてきたので、試しにYouTubeで動画を鑑賞してみたが、PCやスマホがなくともProネックバンドとLuma Ultraでベッドに寝転がって高精細ディスプレイで動画鑑賞できる点は、新たな生活スタイルを築いてくれそうだと感じた。

 なお、デフォルト設定ではLuma Ultraのスピーカーから音声が流れるので、通勤電車の中などで動画鑑賞する場合は、Bluetooth接続のワイヤレスイヤフォンと組み合わせると良いだろう。


ベッドに寝転がりながら高精細かつ大画面で動画鑑賞できるので、休日の暇つぶしにもってこいかもしれない

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