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レノボグループが見せた日本の未来 AIは「学習」から「推論」へLenovo Tech World Japan 2026(2/3 ページ)

レノボグループ3社が共催したイベント「Lenovo Tech World Japan 2026」では、Lenovo本社からも複数の幹部が訪れ、日本における貢献をアピールした。この記事では、記者説明会における概要をお伝えする。

AIのトレンドは「学習」から「推論」へ

 バブ氏の説明が終わると、檜山社長が再び登壇し、AIの昨今におけるトレンドについて以下のように説明した。

 AIの市場は大きく伸びてきているが、(成長ポイントは)「トレーニング」と「インファレンシング」、つまり「学習」と「推論」に大別できるが、昨今では推論の領域が非常に速いスピードで伸びてきている。PCだけではなく、ワークステーションやタブレット、エッジデバイス、そしてサーバーに至るまで、「オンプレミス」「デバイス」「エッジ」いずれの領域でも推論の需要が伸びている。これまでのAIはデータセンターやサーバを中心に伸びてきたが、今後は推論へのシフトが進むだろう。

 今は学習の方に大きな投資がされているが、2030年までには(AI投資全体の)75%が推論に移っていくと考えられており、我々のような製品の提供者としては非常に重要なポイントとなる。しっかり市場やお客さまのニーズに合わせて製品を提供していくことが重要になる。

 我々としては、オンプレミスのAI推論を押さえていかなければいけないと考えている。例えば日本で導入が始まっている「ThinkStation PGX」という製品がある。手のひらに乗るサイズで、1000TOPS(毎秒1000兆回)の処理性能があり、128GBのメモリで2000億パラメーターのAIを回すことができる。もう本当に“スパコン”である。推論の世界が重要になると、こうした製品がどんどん広がっていく。

 今後は業界だけではなく、個人が1日を通して経験する「見るもの」「聞くもの」全てがデータ化されていく。現在(Lenovo傘下の)Motorola Mobilityが「Project Maxwell」というウェアラブルAIデバイスを開発中だ。カメラとマイクがあって、Motorolaのスマートフォンにデータが蓄積されていく。それによって人が生活していく中での“自動化”がさらに進むだろう。


今後はオンプレミスのAI推論が重要になるとの見立てだ

レノボはNVIDIAの DGX Sparkをベースとする「ThinkStation PGX」(直販価格64万9000円)で販売している。画像はFIXERの生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」とThinkStation PGXをセットにして販売される「GaiXer ThinkStation」

Lenovo傘下のMotorola Mobilityが“ウェアラブルAI”として開発を進めている「Project Maxwell」

Project Maxwellを装着してみせる檜山社長

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