逆風の自作PC市場を乗り切れ! お得な組み立て代行キャンペーンと4万円台の4K・360Hz対応高コスパディスプレイ:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
メモリをはじめとする複数パーツの高騰と流通の不安定さにより、自作PC市場のトレンドが大きく揺れている。そのような中で、マシン組み立て代行のキャンペーンなど、新たな動きが生まれている。
複数のパーツの高騰と供給の不安定さは、旧世代であるDDR4メモリ環境の人気再興を呼び込んでいるものの、自作PC市場全体で見れば強烈な向かい風となっている。
組み立て代行の5000円引きキャンペーンと、360Hz動作&4K表示が可能な4万円台ディスプレイ
そうした中で、都内のツクモ各店はPC組み立て代行サービスの5000円値引きキャンペーンを始めた。ハードの組み立てにとどめる簡易組み立て代行は通常1万6980円(ツクモモバイル会員なら1万3580円)、OSやドライバインストールまで代行するなら2万2970円(同1万8370円)だが、AMDのSocket AM5環境なら、いずれも5000円引きするという。3月31日までの期間限定だ。
TSUKUMO eX.は「簡易組み立てなら、会員になってもらったら8000円台で組み立て可能です。メモリやストレージなどは値上がりしていますが、それ以外のパーツはいろいろ安くできる手段もありますから、組み合わせによっては相当お得になると思いますよ」とプッシュする。
納期の目安は繁忙期なら8~9週間となることもあるとのことだが、取材時は1~2週間となっていた。いろいろな事情があるだろうが、素早く手元に届く状況はユーザーによってはメリットといえるだろう。
また、PCパーツではなく、PCの周辺機器を強化する動きも年末頃から続いている。その中で、先週(3月1日週)はKOORUIの27インチモニター「G2741L」が注目を集めていた。入荷したパソコンSHOPアークでは4万2560円となる。
4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイながら、フルHD(1920×1080ピクセル)環境ならリフレッシュレート360Hz(4Kでは160Hz)で動作するデュアルモードが特徴だ。オンラインショップでは以前から販売が確認されていたが、同店に入荷したのは3月初旬が初めてとなる。
同店は「4Kと360Hz表示が切り替えられるディスプレイで4万円台というのは、かなりのコスパです。いまあるスペックでゲーミング環境と普段のデスクトップの広さの強化を図りたい人には、もってこいの製品だと思います」と話していた。
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