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Tensor G4搭載の廉価版は”買い”か? 「Pixel 10a」の実機に触れて分かった、価格(7万9900円~)以上の魅力(2/3 ページ)

Googleから、Pixelシリーズの最新廉価モデルとなる「Pixel 10a」が4月14日に日本国内で発売される。実機の使用感をお届けしよう。

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カメラ性能は?

 背面カメラは、約4800万画素の広角と約1300万画素の超広角の2眼構成だ。望遠はないが、最大8倍の超解像ズームを利用できる。


背面カメラは約4800万画素の広角と約1300万画素の超広角の2眼構成だ

 このあたりの仕様はPixel 9aと変わらないが、Pixel 10aは、Pixel 10シリーズが対応した「カメラコーチ」を利用できるのが差別化ポイントとなっている。カメラコーチは、Geminiが被写体を認識し、撮りたい写真などを選択すると、最適な構図をレクチャーしてくれるという機能だ。


Pixel 10シリーズが対応したカメラコーチも利用できる

 Tensor G5のNPU性能があってこそ実現したと思っていたので、Tensor G4のPixel 10aが対応するのは少々意外だった。今後、Pixel 9シリーズでも利用可能になるのかもしれない。

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 以下、Pixel 10aで撮影した写真をいくつか載せておく。


1倍で撮影

1倍で撮影

8倍ズームで撮影

0.5倍(超広角)で撮影

2倍ズームで撮影

ゲーム性能は?

 GoogleのTensor Gシリーズは、AI性能を重視しているためか、ゲーム向きではないと言われている。これに関してはPixel 9やPixel 10シリーズを使って実際に体感している人も多いだろう。

 残念ながら、これはPixel 10aにもそのまま当てはまる。搭載メモリが8GBとPixel 9やPixel 10の12GBよりも少ないので、よりシビアに影響を受けるだろう。

 とはいえ、ゲームが全くできないということでもない。試しにKURO GAMESの「鳴潮」をプレイしてみたが、特に問題なく楽しめた。本体が過熱したりすることもなさそうだ。このゲームをやりこんでいるわけではないため、他のデバイスと比べて描画がどうだといった比較はできないが、カジュアルにプレイする分には支障はないように思える。


「鳴潮」はデフォルトで解像度「中」、プリセット「バランス」だった。なお、FPSを60にすると過負荷状態にはなるが、プレイ自体に支障はなかった

デスクトップモードとARグラス

 Pixel 10aでは、2026年3月度のPixel Dropで追加された「デスクトップモード」も利用可能だ。外部ディスプレイを接続することで、PCのような画面で操作できる。


デスクトップモードにも対応している。ただし、SamsungのDeXとは違い、スマートフォン側で操作することはできない

 SamsungのDeXと似たような機能だが、DeXがスマートフォンをタッチパッドとして利用できるのに対し、Pixelのデスクトップモードではそれができない。操作にはBluetoothマウスをつなぐなどの工夫が必要なので注意したい。

 この他、ARグラスを接続することも可能だ。廉価モデルとはいえ、この辺りの機能が削られていないのは好印象である。

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