レビュー

バッテリー最大30日&64GBのストレージ! 究極のタフネスウォッチ「Amazfit T-Rex Ultra 2」は+3万円の価値があるかスマートウォッチ ナビ(4/4 ページ)

スマートウォッチ「Amazfit」ブランドを展開するZepp Healthから、アウトドア・タフネス向けラインアップの最上位モデル「Amazfit T-Rex Ultra 2」が発売された。アウトドアウォッチの領域に踏み込んだこの意欲作は、下位モデルの「T-Rex 3 Pro」からどのような進化を遂げたのか。その実力を実機レビューでひもとく。

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現在の自分の状態を把握する「BioCharge」スコア

 ヘルスケア面では、最近のAmazfit製品と同様に「BioCharge」スコアを採用している。睡眠/HRV/ストレス/活動データを統合してリアルタイムで体のエネルギー状態を可視化する指標で、一晩ゆっくり眠り、朝起きたときに最も高くなる。

 日中の活動によって徐々に減っていくが、昼寝やリラックスなどによって回復する。常に高い数値をキープしなければいけないものではないが、朝に数値が低かったり、数日低い値が続くような場合には、休息を考えるなど客観的な判断の材料にはなる。


BioChargeは1日を通して変動する。今現在の自分の状態を把握するにも役立ちそうだ

 運動計測については170種類以上のスポーツモードを搭載しており、登山/ハイキング/クライミング/トレイルランニング/ダイビング/スキー/スノーボードなどアウトドア種目が充実している。

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3万円の価格差は妥当か

 T-Rex Ultra 2がT-Rex 3 Proから上乗せした機能や仕様は、64GBへのストレージ増量、ナイトビジョンモード、-30度の低温動作、オフラインマップの事前搭載(オフラインナビ機能の強化)、バッテリー容量の拡大といった点だ。

 ダイビングやナイトビジョンといった機能は、使う人と使わない人がはっきりと分かれる。これらの機能を必要としないのであれば、T-Rex 3 Proの方が合理的な選択と言える。一方、登山やダイビング、タクティカルな用途をまとめて一本でカバーしたいというニーズには応えられる内容だ。

 バッテリーの30日間持続とGPS 50時間の組み合わせは、数日~1週間程度の縦走登山や遠征でも充電なしで乗り切れる実用水準に達している。約9万円という価格は決して安くないが、アウトドア用途に振り切ったユーザーにとっては、有力な選択肢となるモデルだ。

 なお、Ultra 2は51mm固定でカラー展開も1色のみのため、T-Rex 3 Proのように「サイズやカラーで選ぶ」という判断軸はない。大きくてゴツイ時計が前提として受け入れられるかどうかも、購入前に確認しておきたい。


付属品はマニュアルと充電器のみとシンプルだ
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