耳をふさがないイヤフォン「Suunto Spark」レビュー 走るだけでフォーム計測できる独自機能に注目(1/3 ページ)
Suuntoから登場したオープンイヤー型イヤフォン「Suunto Spark」をレビューする。3つのドライバーによる音質に加え、イヤフォン単体でランニング姿勢や頸部疲労を計測できる独自機能を備えた注目の多機能モデルだ。
骨伝導イヤフォンやスポーツウォッチ、ダイブコンピュータなどを手掛けるフィンランドのSuunto(スント)が、オープンイヤー型の空気伝導式イヤフォン「Suunto Spark」を5月8日に日本で発売した。価格は2万9700円で、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、オレンジだ。
Suuntoは「液体封入式コンパス」の開発をきっかけとして1936年に創業した老舗だ。同社は骨伝導技術を用いたイヤフォン「Suunto Wing」や「Suunto Sonic」を展開してきたが、ついに“耳をふさがない”オープンイヤー型イヤフォンのSuunto Sparkを投入する。
耳をふさがないイヤフォンは市場で人気を集めつつあり、既に多くの製品が各社から登場している。Suunto Sparkの特徴は、骨伝導イヤフォンなどで培ったオーディオ技術を継承しつつ、マルチドライバーによる音質の向上と、イヤフォン単体で首の疲労や姿勢の乱れ、ランニングのパフォーマンスを計測できる独自の「ランニング・センサー機能」を搭載している点だ。
短い期間だが実機を試す機会があったので、ファーストインプレッションをお届けする。
見た目と本体
まずは基本的なところをチェックしよう。Suunto Sparkの充電ケースや本体デザインは一般的なオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤフォンと変わらない。肌触りの良いソフトタッチの素材で覆われており、北欧ブランドらしいミニマルで洗練された印象を与える。
本体は片耳約9gの軽量設計で、実際に装着してみると耳への負担がほとんど感じられない。同社がメモリーチタニウムループと呼ぶ機構と独自のフック形状、そしてシリコンによって、耳へのフィット感は良好だ。激しく頭を動かしても外れてしまうことはなかった。
本体はIP55等級の防水/防塵(じん)性能を持っており、雨天時のランニングや、大量の汗を伴うトレーニングなどにも耐えられる。
充電ケースにはUSB Type-Cポートが備わっており、急速充電にも対応している。充電時間は公称値でイヤフォン本体が60分以下、充電ケースは100分以下だ。ワイヤレス充電には対応していない。音楽再生は公称値で連続7時間、充電ケースと併用することで最大36時間となる。
上記スペックは市場で人気の他社製品に劣ることはなく、必要十分だ。購入検討の足かせになることはない。
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