Shokzの新オープンイヤー「OpenFit 2+」は前モデルと何が違う? 価格差2000円で追加された“2つの進化点”(1/3 ページ)
「OpenFit 2」のアップグレードモデルという位置付けとなる「OpenFit 2+」を試した。両者で何が違うのか?
Shokzが8月に発売した「OpenFit 2+」は、同社オープンイヤー型イヤフォンの新モデルだ。直販価格は2万7880円で、カラーバリエーションはブラックとグレーの2色展開となっている。
製品の名称からも分かる通り、本モデルは1月に発売された「OpenFit 2」のアップグレードモデルという位置付けで、デザイン以外のいくつかの点で改良が行われている。
→・Shokz「OpenFit 2」を速攻で試す! イヤーカフは苦手だけどオープンイヤーがいい、ながら聞きイヤフォンを探している人は試してほしい
まずは前モデルから何が変わったのか、詳しく見ていこう。
耳掛け式のオープンイヤー型イヤフォン
OpenFit 2+の形状はオーソドックスな耳掛け式だ。イヤーフックにはニッケルチタン合金が使われており、しっかりと耳にフィットする。
単にイヤーフックを耳に引っ掛けるだけではなく、本体の先端を耳の縁に引っ掛ける、あるいは押し付けるように装着する。これによって装着の安定性が増し、運動中に外れてしまうようなことがなくなる仕組みだ。といっても、装着の主体はあくまでもイヤーフックなので、インナーイヤーのように、耳穴にイヤフォンをはめているような装着感ではない。
最近のイヤフォンは、表面をタップするような操作が主流になっているが、OpenFit 2+は物理ボタンを搭載している。1〜3回押しと長押しで再生/停止や曲送り、ボリューム調整などに対応している。誤動作も少なく、直感的に操作できる。
バッテリー駆動時間は、イヤフォン単体でのリスニングが最長11時間/通話が最長7時間となっている。10分間の充電で2時間のリスニングが可能な急速充電もサポートしている。
イヤフォン自体はIP55の防水/防塵(じん)性能を持ち、運動中の汗や雨なども耐えられる。なお、充電ケースは防水非対応だ。
デバイスとの接続はBluetooth 5.4で行われ、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP、コーデックはSBC/AACとなる。また、マルチポイント接続もサポートする(最大2台)。
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