E-Inkで“あえて隠さない”ワイヤレスマイク「Insta360 Mic Pro」 3マイク&4ch録音対応で進化した異次元の実力:武者良太の我武者羅ガジェット道(3/4 ページ)
前作の弱点を克服し、ライバルに並ぶ本格仕様となったワイヤレスマイク「Insta360 Mic Pro」をレビューします。3マイクアレイによる多彩な指向性、最大4ch録音、強力なAIノイキャンなど、その圧倒的な実力に迫ります。
多機能タイプのレシーバーを採用
ドングルタイプだったInsta360 Mic Airのレシーバーとは異なり、Insta360 Mic Proのレシーバーはより本格的になりました。タッチディスプレイ、調整ダイヤルが本体に備わっており、単体でセッティングできます。
トランスミッターと同様にクリップがあり、アクセサリーシューなどに固定できます。構造上斜めになりますが、ダイヤル部は上側が手前に傾いており、デジカメ側のディスプレイを見ながらの操作がしやすくなっています。
ローレットがつまみやすいようにハウジングの一部に隙間がありますね。しゃくし定規ではなく、ユーザーが使いやすいように設計しているところに、Insta360 Mic Proで今までの後れを取り戻し、同時にシェア拡大を狙うInsta360の気合いを感じます。
できるだけ高音質な音声をスマートフォンで録音したいときは、USB Type-Cモバイルアダプターを介してスマホと接続します。これなら48kHzのサンプリングレートを生かせます。
また、Insta360の比較的新しいカメラ製品(Insta360 X5/X4 Air/Ace Pro 2/GO Ultra)と直接接続する場合は、Bluetooth接続でも48kHzとなります。間もなく正式発表されるであろうジンバルカメラ「Insta360 Luna」にも対応するでしょう。
ただし、旧モデルのInsta360 Ace Proといった機種ではBluetooth HFPプロトコルによる接続となり、16kHzまで落ちてしまうとのこと。ここには注意が必要ですね。
長時間の録音/録画にも対応するバッテリー駆動時間
トランスミッターは最大約10時間、レシーバーは最大約11時間のバッテリー動作が確保されています。さらに、フル充電された充電ケースのバッテリーを合わせると、最大約30時間の録音が可能です。5分間の充電で最大1.5時間使えるようになる急速充電にも対応しています。
付属のポーチもかなり使いやすい仕上がりです。間仕切りが入っており、風防やケーブルなどの小物も的確に収納できます。このあたりは他メーカーの製品やオプションを研究したという印象を受けます。
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