レビュー
視界から脳みそを拡張する、全部入り「Rokid スマートAIグラス」を試す(2/3 ページ)
普通に見える黒縁メガネに、スピーカー/カメラ/ディスプレイを備えた“全部載せ”スマートグラス「Rokid」を試す。リアルタイム翻訳やAI検索、ナビを視界で活用できる先進性と、実用面での特徴や課題を解説する。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
多機能が故に、分かりにくさも感じる
本機の各種設定やコントロールは、専用の「Hi Rokid」アプリから行う。全部入りのスマートグラスということもあり、機能が豊富に用意されている反面、メニュー構成がやや煩雑な印象を受ける。
各機能の初回利用時にはチュートリアルが表示されるため、操作方法に全く迷うことはないが、目的の機能にアクセスするまで少々手間取るのも事実だ。現状のスマートグラスはリテラシーの高いユーザーが中心のため大きな問題になりにくいものの、こうした使い勝手の煩雑さが参入ハードルを引き上げる一因になっていると感じられる。
一方、本体の操作は非常に分かりやすい。テンプルのボタンで写真や動画の撮影ができる他、側部のスライド、タップ、ダブルタップといったシンプルな動作で、ほぼ全ての操作を完結できる。これらの操作感はワイヤレスイヤフォンに近く、ディスプレイ上には視覚的な案内も表示されるため、すぐに慣れるだろう。
advertisement
関連記事
49gの「RokidスマートAIグラス」発売 AIが視覚情報を解析、89言語のリアルタイム翻訳も 約8万円から
中国Rokidは49gと軽量な「RokidスマートAIグラス」の日本投入を発表した。2月26日にMakuakeで先行販売を開始し、フューチャーモデルが国内販売とサポートを担う。GPT-5などのAIを搭載し、視覚情報の解説や翻訳、4K撮影など多彩な機能を眼鏡型デバイスで実現する。スマートグラス「XREAL」ユーザーが「Rokid」に浮気した理由 実機比較で分かったこと
「メガネのように軽くて、かければ目の前に大画面」──このような製品が増えている。筆者は「XREAL Air 2 Pro」ユーザーだが、Android TV搭載デバイスの「Rokid Station」、スマートグラス「Rokid Max」に浮気しそうだ。なぜそう感じたのか、実機を交えてレビューする。新スマートグラス「Rokid Max Pro」発表 内蔵カメラで“ハンドトラッキング”が可能に 目の前に広がるアプリを指で操れる
スマートグラスを開発する中国Rokid(霊伴科技)は2024年4月20日、「Rokid Max Pro(ロキッド マックス プロ)」と「Rokid Station Pro(ロキッド ステーション プロ)」を発表した。Rokid Max Proはメガネ型のディスプレイで、ハンドトラッキングが可能になった。Rokid Station Proはコントローラーとして機能する。日本で販売される予定だが、発売日や価格は未定だ。眼鏡市場がスマートグラスを発表 “シャッター音の鳴る”カメラを搭載、「眼鏡店」の強みも生かす
眼鏡市場を展開するメガネトップは2月2日、オリジナルのスマートグラス「Linse」「Linse Lite」の2機種を発表。「ガジェットとしてではなく、毎日かける眼鏡としてどういうものがいいか」という観点で開発した。店頭で知識のあるスタッフが使い方や注意点を説明した上、フィッティングまで行う。“普通のメガネ”を目指したスマートグラス「Even G2」発売、リアルタイム翻訳や会話サポートも 9万9800円
Even Realitiesは11月19日、ディスプレイ付きスマートグラスの新モデル「Even G2」および専用アクセサリーのスマートリング「Even R1」を国内発表した。普通のメガネと同様の装着感を目指した。リアルタイムでの翻訳や、テレプロンプト機能、ナビゲーション機能などに対応している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.