視界から脳みそを拡張する、全部入り「Rokid スマートAIグラス」を試す(1/3 ページ)
普通に見える黒縁メガネに、スピーカー/カメラ/ディスプレイを備えた“全部載せ”スマートグラス「Rokid」を試す。リアルタイム翻訳やAI検索、ナビを視界で活用できる先進性と、実用面での特徴や課題を解説する。
ウェアラブルデバイスといえばスマートウォッチが一般的だったのは、もはや過去の話だ。近年、大きな注目を集めているのがスマートグラスと呼ばれるメガネ型のデバイスである。
スマートグラスと一口に言っても、製品によってできることは大きく異なる。音声案内に特化したものやカメラを搭載したものなどがある中で、「Rokid スマートAIグラス」は、現時点で“全部入り”といえるデバイスだ。
見た目はほぼ普通のメガネ
サイズは約155(幅)×49(奥行き)×44(高さ)mm、重さは約49gとなる。スピーカーが内蔵されているためツルの部分はやや分厚いが、一見すると普通の黒縁メガネという印象を受ける。カメラが搭載されているなど、よく見ればスマートグラスであることが分かるものの、TPOを問わず日常的に着けやすい点は大きな強みだ。
見た目は普通のメガネだが、デバイス相応の重さがある。普段からメガネをかけている筆者でも、装着し始めのうちは少々疲れを感じた。また、ディスプレイ(レンズ)と眼球の距離をある程度保つ必要があるためか、少しレンズが遠く感じられる。外から見ると普通のメガネだが、実際に装着すると確かなデバイス感があるというわけだ。
ディスプレイの解像度は480×640ピクセル、視野角は30度、明るさは1500ニトとなる。解像感や視野角に不満はないが、直射日光下では明るさが物足りず、見づらさを覚えることもあった。
度付きレンズが必要な場合は、オンラインや提携店舗にてクリップ型の専用レンズを作製する必要がある。筆者はコンタクトレンズを着用した上から本機を装着しているが、長期的に利用するのであれば、専用レンズは早めに準備しておいた方がいいだろう。
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