Google「Fitbit Edge」先行レビュー Fitbit AirやPixel Watch 5との違いと選び方を解説:スマートウォッチ ナビ(1/3 ページ)
Googleのウェアラブルデバイスに、画面なしトラッカー「Fitbit Air」とスマートウォッチ「Pixel Watch 5」の中間モデルとなる「Fitbit Edge」が登場した。発売前の実機を試してみた。
Googleのウェアラブルデバイスには、5月に発売した画面のないトラッカー「Fitbit Air」と、スマートウォッチの「Pixel Watch 5」がある。
今回取り上げる「Fitbit Edge」はその中間に入るモデルで、Fitbit Airに近い小型の本体にディスプレイとGPSを搭載した。Fitbitブランドの画面付きトラッカーとしては、2023年の「Fitbit Charge 6」以来の新製品となる。
価格は2万6800円で、Fitbit Air(1万6800円)との差はちょうど1万円だ。
心拍や睡眠などの計測機能はFitbit Airとほぼ共通で、違いは画面とGPS、そして画面を備えることで使えるようになった機能にある。この記事では、発売前に試用した実機をもとに、Fitbit Airとの1万円の差に見合う価値があるのかを中心に見ていきたい。
Fitbit Airに近い小型ボディーに1.34型の有機EL
本体のサイズは約25.56(幅)×39.22(奥行き)×11.58(厚さ)mmで、重量はバンドを除いて公称値で約17.7g(実測17.5g)、バンド込みで実測32.8gだ。Fitbit Airは本体が約5.2g/バンド込み約12gなので、数値だけを見るとFitbit Edgeの方が重い。
ただしAirは画面もGPSも持たないため、単純な比較はできない。試用時は装着感に問題がなく、就寝中も腕に着けたまま睡眠を計測できた。
ケースは100%リサイクルのアルミニウム製で、5気圧防水とIP68の防水/防じん性能を備える。バンドは本体のボタンを押す(というか引き上げる)ことで簡単に取り外すことが可能だ。
標準ではシリコン製のアクティブバンドが付属し、S(手首回りが130~170mm)とL(170~210mm)が各1本セットになっている。本体とバンドカラーは「オブシディアン(Obsidian)」「フォグ(Fog)」「オリーブ(Olive)」「キャニオン(Canyon)」の4色だ。
別売りのアクセサリーとして、アクティブスポーツバンド(6800円)やマグネットバンド(9800円)などが用意されている。
充電ケーブルはFitbit Airと共通だ。両方を使い分ける場合や、Fitbit Airから買い替える場合にケーブルをそのまま使用できる。
ディスプレイと操作:画面構成はPixel Watch似だが表示の質感はいまひとつ
ディスプレイは1.34型の有機EL(AMOLED)で、常時表示に対応する。解像度や輝度は公開されていないが、屋外でも比較的見やすい。
操作はタッチと側面のボタンで行う。文字盤から左右にスワイプするとタイル(心拍や睡眠などの情報画面)、下にスワイプするとクイック設定、上にスワイプすると通知が表示される。右側面に1つだけ搭載されているボタンを押すとアプリの一覧リストが開く。
文字盤はGoogle Healthアプリから最大6つまで登録でき、文字盤の長押しで切り替えられる。画面の明るさやおやすみモードは本体のクイック設定で、文字盤のカスタマイズや通知の設定はスマートフォンのアプリで行う。
画面の構成はPixel Watchに近く、Pixel Watchを使ったことがある人なら迷うことは少ないだろう。ただ、全体的にフォントの線が細く、表示はやや安っぽく感じた。
現状では一部の記号や漢字が表示されない
試用中に気になったのが、日本語表示の挙動だ。通知に含まれる漢字の一部が表示されず、筆者の名前である「竜也」は「□也」となった。検証してみると、「翔」や「鞄」といった常用漢字外の漢字や国字の「働」などは問題なく表示できるため、日本語フォント自体は広くカバーされているようだ。
しかし、常用漢字の「竜」が抜けているだけでなく、「※」や「【】」「{}」といった日常的な記号が軒並み□(いわゆる豆腐)になってしまう。さらに全角英数も、なぜか「1」だけは表示できるものの他の数字やアルファベットは全滅するなど、フォント関連の実装に粗さが目立つ。
なお、これはレビュー機固有の問題で、製品版では修正されている可能性もある。
ともあれ、手首で通知を確認できるのは、画面のないFitbit Airとの大きな違いだが、その通知が現状正しく読めない場面があるのは残念だ。
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