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Acer、「北京後」の五輪スポンサーに名乗り――Lenovoは降板
北京オリンピック終了後、2008年いっぱいで公式スポンサーを降板するLenovoに代わり、2009年からはAcerが公式スポンサーとなる。
台湾Acerは12月6日、2010年のバンクーバー冬季オリンピックおよび2012年のロンドン夏季オリンピックの公式スポンサーとなる意向を明らかにした。2009年1月以降、国際オリンピック委員会(IOC)の公式スポンサープログラム「The Olympic Partner Programme」(TOP)の参加企業となり、コンピュータ機器の提供なども行う予定。
Acerの発表に先立ち、2006年のトリノ冬季オリンピックおよび2008年の北京夏季オリンピックの公式スポンサーを務める中国Lenovoは4日、2008年いっぱいでスポンサーの座を降りることを発表。同社はコンピュータ機器の提供や技術者の派遣のほか、聖火リレー用のトーチのデザインなども手掛けており、スポンサー活動は「グローバルブランドを立ち上げるのに役立った」としている。
Acerは、「IOCとの協力は、当社に新鮮で新しいアプローチをもたらすだろう」とコメント。10月に買収を完了したGateway事業にとっても好影響をもたらすと期待している。
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300以上のデザインから選ばれたのは、渦巻き型の雲と巻物を組み合わせたLenovoの作品。PCの設計と同様のプロセスから誕生したデザインだという。
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