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AcerとMSIのEee PC対抗Atomノートも触ってみた:COMPUTEX TAIPEI 2008(3/3 ページ)
Eee PCに負けじと、ライバル機も続々と登場した2008年のCOMPUTEX。Acerの「Aspire one」とMSIの「Wind Notebook U100」に勝算はあるのか?
カラフルなNettopやCentrino 2のゲーミングノートも展示
Nangang Exhibition HallのMSIブースでは、デザイン天板や派手なカラー、革張りのボディを採用したWind Notebook U100や、Atomを搭載した小型デスクトップPC(いわゆるNettop)の「Wind PC」、Centrino 2やTurion X2 Ultraを採用したゲーミングノートPCなどが展示されていた。
また同社はPC本体の新製品をアピールする一方、従来通りマザーボードやグラフィックスカードの展示にも力を入れている。こちらに関しては、追って紹介する予定だ。
Atom搭載のデスクトップPC「Wind PC」は、光学ドライブがトレイ式かスロットイン式かで前面のパネルが異なるなど、デザインのバリエーションがある(写真=左)。本体サイズはASUSのEee Boxより大きめだ。ワットチェッカーを使ったデモでWind PCの低消費電力を紹介(写真=中央)。容積が大きいケースを採用したWind PCもある(写真=右)
Atom対応マザーボードの「MS-7314」はファンレス仕様だ(写真=左)。Centrino 2対応ゲーミングノートPCの「GX620」はGPUにGeForce 9600M GTを採用している(写真=中央)。Turion X2 UltraとMobility Radeon HD 3850を搭載したゲーミングノートPCの「GT735」は、ロジクールのステアリングコントローラが接続され、ゲームがプレイできる状態で展示されている(写真=右)
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