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Dellデザインが生まれるところ――芝PCや水PC、Wiiライクなアレも!?ミニノートPCは夏に発売!?(2/2 ページ)

Dellの本拠地であるオースティンには製造工場のほかにデザインセンターもある。そこには無造作に置かれたプロトタイプの山が存在した。

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次世代PCでは芝や木をふんだんに使う!?

デュアル画面を備えたフォトフレーム

 興味深かったのは、「ReGeneration」をテーマにしたグリーンPCのコンペの入賞作品だ。木をふんだんに使ったPC、芝や水を使って自己発電するユニークなPCのパネルが展示されていた。また、スリムかつワイド画面を採用したノートPCのデザインイメージに加え、デュアル液晶ディスプレイを搭載したフォトフレームのデザインモックアップも見られた。

 普段あまりお目にかかれないDellの一面を垣間見たが、近年、Dellは液晶一体型PC「XPS One」や22インチワイド液晶ディスプレイ「DELL CRYSTAL」などデザイン面に注力した製品を相次いでリリースしており、今後は各地域により特化したモデルを投入する予定だ。そのため、台湾やシンガポールのデザインセンターではデザイナー要員を増強しており、同時にヨーロッパやアジアのデザインコンサルタントなどのパートナーにも積極的に働きかけているという。グリーンPCやミニノートPCといった新製品はもとより、PCだけでなく周辺機器を含め、デザイン重視のモデルが続々と登場することを期待したい。

社内コンペで入賞したコンセプトモデル(写真=左)。トーテムポールのようにモジュールを組み合わせたPC(写真=中央)と、ノートPCとドッキングステーションを一体化したモデル(写真=右)

リング上のコネクタを持った小型PC(写真=左)や、芝の光合成で生まれる電力で動作する芝PC(写真=中央)など斬新なモデルが目を引く

まだ実用化されていないが、Dell製のキューブPCの姿もあった

こちらは、モックアップの制作だけで終わった幻のモデルたち。PCとは思えない形状に注目だ

同じく日の目を見なかったモックアップ。小型PCだけでなく、スピーカーの姿もあった

部屋の片隅に無造作に置かれたモックアップの山(写真=左)。ThinkPad用のドッキングステーションがあったり、パッと見ではゴミ置き場かと勘違いしてしまう。超小型PCのモックアップ(写真=中央)に混じって、Wiiのような形をした謎のボックスが置かれていた(写真=右)

この夏に発売が予定されている超小型デスクトップPCの「グリーンPC」(仮称)を想定したかのような小型モデルのモックアップも数多く存在していた

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