ソニー、業界最薄筐体採用のB5データプロジェクタなど5製品を発表
ソニーは、薄型軽量デザインのB5サイズデータプロジェクタ「Mシリーズ」、およびA4サイズ筐体採用の高輝度モデル「Dシリーズ」の2シリーズ計5機種を発表した。
ソニーは2月18日、薄型軽量デザインのB5サイズデータプロジェクタ“Mシリーズ”計2製品「VPL-MX25」「VPL-MX20」、およびA4サイズ筐体採用の高輝度モデル“Dシリーズ”計3製品「VPL-DX15」「VPL-DX11」「VPL-DX10」の計5機種を発表、3月6日より順次発売する(VPL-MX25/同DX15は6月予定)。価格はオープン、予想実売価格はVPL-MX25が23万円前後、VPL-MX20が20万円前後、VPL-DX15が19万円前後、VPL-DX11が16万円前後、VPL-DX10が14万円前後。
VPL-MX25およびVPL-MX20は、3LCD方式採用のデータプロジェクタで、同輝度帯モデルとしては業界最薄となる高さ45ミリの薄型筐体を採用したモデルだ。液晶パネルには信頼性を向上させた新光学ユニット「BrightEra with Long Lasting Optics」を搭載し、長寿命化を実現。また、電源スイッチ投入によりセットアップを自動で完了できる「アドバンスト インテリジェント オートセットアップ」機能も搭載している。
投影サイズは30〜150型に対応。表示解像度は1024×768ドットで、輝度は2500ルーメン、コントラスト比は最大650:1。入力インタフェースはアナログD-Sub/コンポーネント入力、およびコンポジットビデオ×1を備えた。また上位のVPL-MX25はIEEE802.11a/b/g無線LANおよびUSBポートも搭載しており、無線LANを用いてPCとの接続を行える「ネットワークプロジェクター機能」、USBメモリ内のデータファイルを直接投影できる「USBファイルビューアー機能」も利用可能だ。本体サイズは約273(幅)×206(奥行き)×45(高さ)ミリ、重量は約1.7キロ。
VPL-DX15/同DX11/同DX10は、A4サイズ筐体ながら3000ルーメン(VPL-DX10は2500ルーメン)の高輝度表示を可能とした3LCD方式採用のデータプロジェクタ。短焦点ズームレンズを搭載しており、2.4メートルの位置から80型の投影が可能だ。また別売オプションにより天吊り設置にも対応する。
投影サイズは40〜300型。表示解像度は1024×768ドット、コントラスト比は最大700:1。インタフェースはアナログD-Sub/コンポーネント入力、およびコンポジットビデオ、Sビデオ、オーディオ入力を装備。上位のVPL-DX15はIEEE802.11a/b/g無線LAN、有線LAN、およびUSB端子を搭載しており、ネットワークプロジェクター機能/USBファイルビューアー機能を利用できる。本体サイズは約295(幅)×204(奥行き)×74(高さ)ミリ、重量は約2.1キロ(VPL-DX15は約2.2キロ)。
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