「深夜販売は気合い入れるよ」――アキバに見るWindows 7の評判は?:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
Windows 7へのアップグレード権が付いたWindows Vistaの販売が始まり、一部のショップは特典を用意して盛り上げる。現在の売れ行き、そしてWindows 7自体の評判はいかほどか?
激安モニターアームに強力バスパワー対応カードなど――新製品3連発
最後は、先週登場したそのほかの注目株3モデルをまとめて紹介したい。
サンコーレアモノショップ 2号店に入荷したのは、同店のモニターアーム「縦型レール式アーム」だ。支柱と1本のアームを付属して価格は8980円。1本1980円で同時に販売中の専用アーム「THARM16OP」を追加することで、最大4台の24型ディスプレイが固定できる仕様だ。耐荷重は最大30キロとなる。
各アームは支柱を縦に走るスリットに固定するが、アームの根本を傾けるだけで、簡単に高さ調整や取り外しができる特徴を持つ。同店は「設置後の微調整がねじ回しなしでできるので、微妙な画面位置の違和感を我慢せずにすみます。そして、何より安いので、これはヒットすると思いますね」と期待を寄せていた。
エアリアからはExpressCard 34/54対応の拡張カード「ツライチUSB 2.0 Express」が登場。価格は2500円前後だ。ノートPCなどにUSB 2.0端子を1基追加できるカードで、スロットに装着すると張り出しがほとんどない状態になる。
入荷したTSUKUO eX.は「装着したまま普通にUSB端子が増えたものとして使えるのが便利です。そして、一番の特徴はバスパワー出力が高いこと。通常のUSBバスパワーは5ボルト×500ミリアンペアが上限となりますが、ツライチUSB 2.0 Expressは状況によってそれ以上の電流が流せるチップを内蔵しているので、外付けHDDや外付けDVDドライブなどをACアダプタなしで装着した場合でも、電力不足で動作が不安定になりづらいです」と語る。
アイ・オー・データ機器からは、「テレビチューナーで久々のヒット候補」(クレバリー1号店)と評価の高い「GV-MVP/VS」がデビューしている。ロープロファイル対応のPCI Express x1接続タイプで、地上デジタルとBSデジタル、110度CSデジタルに対応している。価格は1万8000円弱だ。
B-CASカードリーダーをPC内部に配置しており、スリムケースでも1段分のブラケットのみで利用できるほか、最大消費電力が2.5ワットと同社の従来モデルから約半分に抑えている。フェイス本店は「デジタル3波対応カードは高価になりがちですが、その中でも比較的低価格なのは好印象ですね。メーカー製PCなど、限られたスペースに増設したいという人もいるので、潜在的な需要は結構多いと思います。複数枚を利用すれば複数番組同時録画ができるようになるのも魅力。完成度の高さから定番アイテムになると思います」と話していた。
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