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「毎日が日曜日みたいな状況です」――予想を超える反響が続くWindows 7古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

パッケージ版を含むWindows 7の販売がスタートし、アキバ電気街では予想以上の大ヒットが続いている。そう、予想以上だからこそ、新OSの在庫が品薄になる事態も起きているのだ。

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「引っ越しケーブルと地デジチューナーがヒットしています」――Windows 7直後にヒットした商品

ソフマップ秋葉原本館のデータ移行アイテムコーナー。「SUGOI CABLE NEO」の減りが早い。価格は2980円だ

 前述のように、Windows 7解禁後は各ショップでPCパーツの売れ行きも好調となっている。特に、新OSとの関連性の強い商品のヒットが目立っている様子だ。多くのショップが注目していたのは、データを引っ越しするためのUSBケーブルや専用USBメモリ。ツートップ秋葉原本店は「自作ユーザーだけでなく、古いノートPCのデータを新調予定のWindows 7マシンに移行するために来店されたという方もたくさんいらっしゃっています。やはり、ケーブル1本でデータ移行できるアイテムは人気ですね。関連して外付けHDDキットやHDD本体も好調に売れています」と語る。また、データ移行アイテムの特設コーナーを設けているソフマップ秋葉原本館は「なかでも売れているのは、ステムトークスの『SUGOI CABLE NEO』ですね。Netbookのデータも簡単に移行できるので、幅広い層に売れています」と話していた。

 内蔵パーツではグラフィックスカードが売れているとの声が多い。クレバリー1号店は「OSをWindows 7に変える際、グラフィックスカードを新調したいという人が多いですね。1万円以下でもWindows 7の快適性を向上できるGeForce GT 220/G210カードや、2万円以下でゲームも十分に楽しめるRADEON HD 5700シリーズが安定して売れています。また、ハイエンドユーザーにはダントツでRADEON HD 5800カードが人気ですが、こちらはまだ品薄の状況です。潤沢になるのは、おそらく11月末くらいでしょう」と説明してくれた。秋以降に登場したグラフィックスカードがいずれも好調に売れているというわけだ。

 そのほか、新製品が目立って売れていたのは地デジチューナー関連だ。アイ・オー・データ機器からは、デジタル3波対応カード「GV-MC7/VS」と外付けユニット「GV-MC7/VZ」、Windows Media Center対応リモコン「GV-MC7/RCKIT」が各ショップの店頭に並んでいる。価格は順に1万2000円弱、1万2000円弱。4000円弱だ。また、バッファローからも地デジ対応の外付けユニット「DT-H10/U7」が8000円弱で出回っている。これらは、Windows 7のWindows Media Center機能に対応していることが共通項。ドスパラ秋葉原本店は「Windows 7でテレビマシンを組みたいという人が結構多いようです。特に外付けキットは、メーカー製パソコンをアップグレードする人に注目されているようですね。新製品はいずれも低価格ですし、老舗メーカーの製品ということもあって操作性やセットアップの容易さに信頼感があります」と話していた。

10月後半現在も品薄が続くRADEON hD 5800シリーズ(写真=左)。アイ・オー・データ機器の新モデル。左から「GV-MC7/RCKIT」「GV-MC7/VZ」「GV-MC7/VS」(写真=中央)。バッファロー「DT-H10/U7」(写真=右)

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