2万円安く長時間駆動──7万円台のCULV版「HP Pavilion Notebook PC dm3i」も捨てがたい:金属ボディのニクいヤツ(1/3 ページ)
13.3型ワイドのディスプレイとメタルボディが特徴の日本HP「HP Pavilion Notebook PC dm3i」。高速なハイパフォーマンスモデルに続き、2万円安く、2時間余分にバッテリー駆動する「ベーシックモデル」のパフォーマンスを検証する。
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CULV版CPUを採用──2万円安く、プラス2時間のバッテリー駆動
より高速な9万円台か、長時間駆動の7万円台か──。新しいPCを購入しようと考えた時、想定予算内でどの仕様のPCにするか、どんな構成にするか、こんな悩ましいプロセスもPCを購入する楽しみの1つである。
今回は、標準電圧版Core 2 Duo SP9300と外部GPUのGeForce G105Mを搭載する「HP Pavilion Notebook PC dm3i ハイパフォーマンスモデル」(レビュー:「CULVでは物足りない──それなら、標準電圧版CPU+外部GPUの「HP Pavilion Notebook PC dm3i」はどう?」を参照)に続き、ボディデザインは同一ながら、CULV版CPUの採用で、より安く購入できる「HP Pavilion Notebook PC dm3i ベーシックモデル」(以下、dm3i ベーシックモデル)のパフォーマンスを検証する。
dm3i ベーシックモデルは、CPUをデュアルコアのCULV版Celeron SU2300(1.2GHz)、グラフィックスをIntel GS45 Expressチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDとする構成で、ハイパフォーマンスモデルより2万円安い、7万9800円からという価格設定になる。ボディデザインや重量、ディスプレイのスペック、キーボードやタッチパッドの使い勝手といった外観上の仕様はdm3i ハイパフォーマンスモデルと同一で、1366×768ドット表示に対応する13.3型ワイドの液晶ディスプレイ、ヘアライン加工を施した約1.9キロのメタルボディ、縦横19ミリピッチの違和感なく入力できるキーボードなどを採用する。プリインストールOSは32ビット版のWindows 7 Home Premiumだ。
そのパフォーマンスは、CULV版CPUにより標準電圧版CPUを採用するハイパフォーマンスモデルと比べると相応に低くなると予想されるが、バッテリー駆動時間が延びる効果は大いに期待できる。出力11.1ボルト/57ワットアワー(単体重量370グラム)とdm3シリーズで共通のバッテリーを搭載するが、カタログ公称値はハイパフォーマンスモデルの約8時間に対して約2時間多い、約10時間となっている。
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